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初級

Linuxディレクトリ構成(FHS)を整える

= 「設定ファイルどこ?」「ログどこ?」に、ツリーをクリックして即答える

「設定ファイルどこ?」「ログどこ?」——毎回迷うLinuxの / 直下の構成を、クリックできるツリーで整理しました。ディレクトリを選べば役割・代表的な中身・覚え方・受験メモが右側に出ます。逆引きボタンや似た者同士の比較表もつき。LPIC/LinuC受験対策にも使えます。入力・検索はこの端末から一切出ません(送信ゼロ)。

🔰 かんたんに言うと

Linuxの「設定はどこ?ログはどこ?」に答える、フォルダ構成の地図です。

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TLDR — 30秒で分かる

/ 直下の19ディレクトリをツリーでクリックすると役割・中身・覚え方・受験メモが出る。「設定ファイルは?」「ログは?」などの逆引きボタンを押すとツリー上で該当ディレクトリが光る。/bin と /sbin、/usr と /usr/local などのなるほど比較つき。

主な機能

  • / 直下の主要19ディレクトリをインタラクティブなツリーで表示、クリックで役割・中身・覚え方・受験メモを表示
  • 「設定ファイルは?」「ログは?」等5種の逆引きボタン→該当ディレクトリがツリー上で光る
  • /bin と /sbin、/usr と /usr/local、/proc と /sys、/tmp と /var/tmp のなるほど比較ミニ表
  • ディレクトリ名・役割キーワードで絞り込める検索ボックス
  • LPIC/LinuC受験者向けの受験メモを各ディレクトリに併記
  • すべてブラウザ内処理・送信ゼロ
TREE ① / 直下のディレクトリツリー(全20件)— クリックで右に詳細 クリックで即時表示(送信ゼロ)

/

代表的な中身

覚え方

LPIC/LinuC 受験メモ

QUICK ② 逆引きクイック — ボタンを押すとツリーが光る クリックで即時にツリー上へジャンプ

COMPARE ③ なるほど比較 — 似た者同士の違い

/bin vs /sbin

/bin 一般ユーザーも使う基本コマンド(ls・cp・cat)
/sbin 管理者(root)向けのシステム管理コマンド(fdisk・reboot)

「誰が使うか」で分かれる。一般ユーザー向けか、root専用か。

/usr vs /usr/local

/usr パッケージ管理(apt/yum等)で入れたOS標準ソフト一式
/usr/local 管理者が自分でソースからビルド・手動インストールしたソフト

「どうやって入れたか」で分かれる。パッケージ管理下か、手動インストールか。

/proc vs /sys

/proc 実行中のプロセス・カーネル情報を見せる仮想ファイルシステム
/sys デバイス・ドライバ情報を整理して見せる仮想ファイルシステム(sysfs)

どちらも実体はディスク上に無い「窓」。/proc はプロセス中心、/sys はデバイス中心。

/tmp vs /var/tmp

/tmp 一時ファイル。再起動で消えることが多い
/var/tmp 一時ファイルだが、再起動をまたいで保持される想定

「再起動後も残したいか」で使い分ける。短命なら/tmp、長命な一時データなら/var/tmp。

SEARCH ④ ディレクトリ検索 — 名前・役割キーワードで絞り込み 入力すると即時に絞り込み(送信ゼロ)

20 / 20 件を表示中。

パス 役割
/ ファイルシステム全体の頂点(ルート)。すべてのディレクトリはここから枝分かれする。
/bin 一般ユーザーも使う基本コマンド(実行ファイル)が入る。ls・cp・cat など。
/sbin 管理者(root)向けのシステム管理コマンドが入る。fdisk・reboot・ip など。
/etc システム全体の設定ファイルが集まる場所。「設定ファイルはどこ?」の答えはほぼここ。
/var 頻繁に中身が変化するデータの置き場。ログ・メール・キャッシュ・スプールなど。
/var/log システムやアプリのログファイルが溜まる場所。「ログはどこ?」の答え。
/home 一般ユーザー各自の「家」。個人のファイル・設定・デスクトップなどが入る。
/root root(管理者)専用のホームディレクトリ。/home/root ではなくここに独立している。
/usr OS標準としてインストールされたプログラム・ライブラリ・ドキュメントの本体置き場。
/usr/local パッケージ管理を介さず、管理者が自分でソースからビルド/手動インストールしたソフトの置き場。
/tmp 一時ファイルの置き場。再起動で消えることが多い(ディストリ設定次第)。
/opt サードパーティ製・独立配布のアプリケーション一式をまとめて置く場所。
/proc 実行中のプロセスやカーネルの情報を仮想的にファイルとして見せる、実体を持たない特殊なファイルシステム。
/sys カーネルが認識しているデバイスやドライバの情報を仮想的に見せる、/proc より新しい仕組み。
/dev デバイスファイルの置き場。ハードディスク・端末・USBなどが「ファイルのように」見える。
/boot 起動に必要なカーネル本体・initramfs・ブートローダ設定が入る。
/lib /bin や /sbin のコマンドが動くために必要な共有ライブラリ・カーネルモジュールの置き場。
/mnt 管理者が一時的に手動でファイルシステムをマウントするための汎用マウントポイント。
/media USBメモリやDVDなど、リムーバブルメディアが自動マウントされる場所。
/srv このマシンが提供するサービス(Web・FTPなど)のデータ置き場。

FHSを読み解く・3つ

「どこに何があるか」が決まっているから、初めてのサーバでも迷わない。

  1. 1

    設定は /etc、記録は /var、実行ファイルは /bin・/sbin・/usr

    迷ったらまず大分類。「変えるもの」は /etc(設定)、「増えるもの」は /var(ログ・キャッシュ)、「動かすもの」は /bin・/sbin・/usr(コマンドやプログラム本体)。この3分類だけでも探索が速くなります。

  2. 2

    /proc と /sys は「実体のない窓」

    ディスクにファイルがあるわけではなく、読むたびにカーネルがその場で内容を作って見せています。df コマンドの使用率にも現れない特殊なファイルシステムです。

  3. 3

    「入れ方」で /usr・/usr/local・/opt が分かれる

    パッケージ管理で入れた標準ソフトは /usr、自分でビルドした断片は /usr/local、ベンダー配布の完結した1パッケージは /opt。この3つを区別しておくと、アンインストール時にも迷いません。

🔒 ツリー・逆引き・比較・検索はすべてあなたのブラウザの中(純JavaScript)で完結します。入力や選択内容はサーバへ送られません(送信ゼロ)。

よくある質問

Q. FHSとは何ですか?

A. FHS(Filesystem Hierarchy Standard)は、Linuxなどのシステムで「どのディレクトリに何を置くか」を定めた標準規格です。/etc に設定ファイル、/var に可変データ、/home にユーザーの個人データ、というように役割を統一しておくことで、ディストリビューションが違っても迷わず目的のファイルを探せます。

Q. /etc という名前の語源と役割は何ですか?

A. 語源は諸説ありますが、古い慣習では "et cetera(その他)"に由来するといわれます。役割は明確で、システム全体の設定ファイルの置き場です。passwd(ユーザー情報)、fstab(マウント設定)、hosts(名前解決)、ssh/sshd_config(SSH設定)など、「設定ファイルはどこ?」と聞かれたらまず /etc を疑って間違いありません。

Q. /bin と /sbin の違いは何ですか?

A. 「誰が使うコマンドか」で分かれます。/bin は ls・cp・cat など一般ユーザーも使う基本コマンド、/sbin は fdisk・reboot・ip など管理者(root)向けのシステム管理コマンドです。多くの現代ディストリでは /usr/bin・/usr/sbin へのシンボリックリンクに統合されていますが(UsrMerge)、役割の区別自体はLPIC/LinuCで頻出します。

Q. /var には何が溜まるのですか?

A. 「variable(変化する)」の名の通り、頻繁に中身が変わるデータが集まります。代表格は /var/log(システムやアプリのログ)、/var/mail(メール)、/var/spool(印刷・メールなどの順番待ちキュー)、/var/cache(キャッシュ)です。ログは増え続けるためディスク容量を圧迫しやすく、監視やログローテーションの対象としてもよく話題になります。

Q. /usr と /usr/local はどう使い分けますか?

A. 「どうやってソフトを入れたか」で使い分けます。apt や yum などパッケージ管理システム経由でインストールされたOS標準のソフトは /usr に入ります。一方、管理者が自分でソースコードを取得してビルドし make install した手動インストールのソフトは /usr/local に入ります。こうすることでパッケージ管理下のファイルと手動インストール分が衝突・混在しません。

Q. /proc には実体がないと聞きました。どういうことですか?

A. /proc は procfs という仮想ファイルシステムで、ディスク上に実際のファイルが存在するわけではありません。cat /proc/cpuinfo のようにファイルとして読めますが、その中身は問い合わせた瞬間にカーネルがその場で生成して見せている「窓」のようなものです。似た仕組みに /sys(sysfs)があり、こちらはデバイスやドライバの情報を整理して見せます。

Q. このツールは入力や検索した内容をサーバーに送信しますか?

A. 送信しません。ツリーの表示・クリック・逆引き・比較・検索はすべてこの端末のブラウザの中だけで完結する処理です。通信は一切発生せず、入力内容がどこかに送られることはありません(送信ゼロ)。

入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。

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