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Excel・表計算を整える

初級

Excel文字列関数を整える

= 文字の切り出し・置換・結合を、自分の文字で試せる

Excelの文字列関数(LEFT・RIGHT・MID・FIND・SUBSTITUTE・REPLACE・&・CONCAT・TEXTJOIN)を、実際の文字を入れて体験できます。どの文字が取られたかが色で見えて、完成した数式はそのままコピーしてExcelに貼るだけ。氏名の姓名分割やハイフン消しなど、定番レシピも用意しました。入力はこの端末から一切出ません(送信ゼロ)。

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TLDR — 30秒で分かる

氏名を姓と名に分ける、ハイフンを消す、住所をつなぐ——どの文字が取られたか光って見える。数式はコピーで持ち帰り。

主な機能

  • LEFT/RIGHT/MID+FIND:取られた文字をハイライト表示
  • 定番レシピ「氏名を姓と名に分ける」プリセット
  • SUBSTITUTE(文字指定)と REPLACE(位置指定)の違いを並べて体験
  • &・CONCAT・TEXTJOIN の結合3通りを同じデータで比較
  • TRIM・全半角ゆれの一発体験(/zenkaku/ 連携)
  • 完成数式コピー・送信ゼロ

EXTRACT

① 切り出し — LEFT・RIGHT・MID

文字列の「左から」「右から」「途中から」、決めた文字数だけ取り出す関数です。どの文字が取られるかを、下のマス目のハイライトで確かめてください。位置は1始まりで数えます。

元の文字列(A1セルに入っている想定) 入力するそばから計算(送信ゼロ)

どこから取る?

※ 数式の A1 は「元の文字列が入っているセル」。あなたの表に合わせて読み替えてください。

どの文字が取られた?(緑のマスが取り出される文字)

␣=半角スペース/□=全角スペース。マスの下は位置(1始まり)

取り出した結果

山田

=LEFT(A1,2)

FIND — 文字の「位置」を探す

「何文字目?」を自動で調べる関数。MID や LEFT と組むと威力を発揮します。

結果:

=FIND(" ",A1)

⚠ FIND は大文字小文字・全角半角を区別し、見つからないと #VALUE! エラーになります。区別せず探すなら SEARCH。

定番レシピ:氏名を姓と名に分ける

スペースの位置を FIND で探し、その手前を LEFT で(姓)、その後ろを MID で(名)。上の文字列に連動します。

区切り:半角スペース(3文字目)

山田

=LEFT(A1,FIND(" ",A1)-1)

太郎

=MID(A1,FIND(" ",A1)+1,LEN(A1))

※ 名の文字数に LEN(A1) を入れるのは「残り全部」を取る定番ワザ(長すぎる分は無視されます)。

REPLACE

② 置換 — SUBSTITUTE と REPLACE

どちらも「置き換える」関数ですが、SUBSTITUTE は【文字】で探して置き換え、REPLACE は【位置】を数えて置き換えます。同じデータで2つを見比べると、使い分けが腑に落ちます。

元の文字列(A1セル想定) 入力するそばから計算(送信ゼロ)

SUBSTITUTE は「-」を全部消す。REPLACE は4文字目の1文字だけ消す(位置で数えるから1か所だけ)。

SUBSTITUTE

文字で探す

結果

09012345678

=SUBSTITUTE(A1,"-","")

見つからなくてもエラーにならず、元のまま返ります。大文字小文字・全角半角は区別。

REPLACE

位置で数える

置き換わる範囲(緑のマス)

結果

0901234-5678

=REPLACE(A1,4,1,"")

「何を」ではなく「何文字目から何文字」を置き換えます。固定フォーマットのデータに強い。

JOIN

③ 結合 — & ・CONCAT・TEXTJOIN

バラバラのセルを1つにつなぐ方法は3通り。同じデータで並べて比べると、「空欄があるとき」「区切りを入れたいとき」の差がはっきり見えます。

つなげたいデータ(A1〜D1セル想定) 入力するそばから計算(送信ゼロ)

&

いちばん手軽。区切りは自分で「&"、"&」と挟む

山田、佐藤、、田中

=A1&"、"&B1&"、"&C1&"、"&D1

CONCAT

範囲ごと一気に連結。ただし区切り文字は入れられない

山田佐藤田中

=CONCAT(A1:D1)

TEXTJOIN

おすすめ 区切りを1回書くだけ+空欄を自動で飛ばせる(Excel 2019以降)

山田、佐藤、田中

=TEXTJOIN("、",TRUE,A1:D1)

BONUS

④ おまけ — TRIM・ASC・JIS で空白と全半角を整える

コピペしたデータの「余分な空白」「全角と半角の混在」を一発で掃除する3関数。1つの文字列に同時にかけて、違いを見比べられます。

散らかった文字列(A1セル想定) 入力するそばから計算(送信ゼロ)

結果は「 」(カギ括弧)で挟んで表示します。空白がどこに残ったか見えるように。

TRIM

前後の半角スペースを削除し、連続する半角スペースを1つに

=TRIM(A1)

⚠ Excel の TRIM が消すのは半角スペースだけ。全角スペース「 」は残ります(上の結果にも残っているはず)。

ASC

全角の英数字・記号・カタカナ・スペースを半角に(日本語版Excelの関数)

=ASC(A1)

カタカナは半角カナ「データ」になる点に注意。英数字だけ揃えたいときは要確認。

JIS

半角の英数字・記号・カタカナ・スペースを全角に(ASC の逆)

=JIS(A1)

半角カナ「データ」→全角「データ」の変換にも使えます。

Excel を使わずに、貼り付けるだけで全角半角をまとめて整えたいときは——

全角半角を整える →

ありがち失敗・6つ

文字列関数で、みんなが一度はハマるポイント。

  1. 1

    FIND は大文字・小文字を区別する

    =FIND("E",A1) は「excel」の中の e を見つけられず #VALUE! になります。区別せずに探したいときは SEARCH を使ってください(ワイルドカード ?・* も使えます)。

  2. 2

    見つからないと #VALUE! —— IFERROR で受け止める

    FIND は見つからないとエラーを返し、それを使う LEFT や MID まで連鎖してエラーになります。=IFERROR(LEFT(A1,FIND(" ",A1)-1),A1) のように包むと、スペースの無い行は元の値のまま表示できます。

  3. 3

    全角スペースと半角スペースは「別の文字」

    氏名の区切りが全角スペース「 」なのに FIND(" ",A1)(半角)で探すと見つかりません。逆も同じ。①のレシピは入力に合わせて数式を切り替えるので、生成された数式のスペースの種類を確認してください。TRIM が消すのも半角スペースだけです。

  4. 4

    「文字数」と「桁数(バイト)」は別物

    LEN・LEFT・MID は全角も半角も1文字=1で数えます。基幹システムの「桁数」のように全角を2と数えたいときは LENB・LEFTB・MIDB(B=バイト系)を使います。混ぜると切り出し位置がズレます。

  5. 5

    SUBSTITUTE と REPLACE の取り違え

    名前が紛らわしい2つ。SUBSTITUTE=文字で探す/REPLACE=位置で数えると覚えます。引数の順番も違います:SUBSTITUTE(文字列,検索文字,置換文字) / REPLACE(文字列,開始位置,文字数,置換文字)。②で同じデータに両方かけて違いを体験できます。

  6. 6

    切り出した「数字」は文字列のまま

    LEFT や MID の結果は見た目が数字でも文字列です。合計しても0になったら、=VALUE(MID(A1,6,2))MID(A1,6,2)*1 で数値に変換を。逆に「007」のような先頭の0は、数値化すると消える点にも注意です。

🔒 このページの計算はすべてあなたのブラウザの中(JavaScript)で完結します。入力した文字列はサーバに送られません(送信ゼロ)。Excel の挙動(1始まりの位置・FIND の #VALUE!・TRIM の半角限定など)に合わせて再現しています。

よくある質問

Q. 氏名を姓と名に分けるには?

A. 間の空白の位置をFINDで探し、LEFTとMIDで切り出します。姓:=LEFT(A1, FIND(" ", A1)-1)、名:=MID(A1, FIND(" ", A1)+1, 100)。本ツールのプリセットで動きを確認できます。

Q. SUBSTITUTEとREPLACEの違いは?

A. SUBSTITUTEは「この文字をこの文字に」(文字指定)、REPLACEは「何文字目から何文字を」(位置指定)です。ハイフンを消すならSUBSTITUTE、固定桁の一部を変えるならREPLACEが向きます。

Q. セルの結合は「&」とTEXTJOINのどちらがいい?

A. 2〜3個なら =A1&" "&B1 で十分。数が多い・区切り文字を挟みたい・空白セルを飛ばしたいなら =TEXTJOIN(",", TRUE, A1:A10) が便利です(Excel 2019以降)。

Q. FINDで#VALUE!が出ます。

A. 探した文字が見つからないとFINDは#VALUE!を返します。また、FINDは大文字小文字を区別します(区別しないのはSEARCH)。見つからない可能性があるなら IFERROR で包んでください。

Q. 全角と半角のゆれも直せますか?

A. ASC関数(全角→半角)・JIS関数(半角→全角)で揃えられます。もっと本格的に整えるなら、当サイトの「半角⇄全角を整える」もどうぞ(リンクをページ内に用意しています)。

Q. 入力した文字はどこかに送られますか?

A. いいえ。切り出しも置換もすべてブラウザ内で完結します(送信ゼロ)。実際の名簿などを貼って試しても外部には出ません。

入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。

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