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簿記・会計を整える

中級

試算表を整える。

= 仕訳のあと「試算表→BS/PL」に数字がどうつながるかを、ミニ商店の取引6件でステップ再生しながら体験できます。

試算表が初めての方は、先に そもそも試算表とは・どんな場面で使うか をどうぞ。

手順

① 仕訳 → 試算表 → BS/PL の流れをステップ再生

ミニ商店の取引が 6 件あります。「次へ」を押すたびに1件ずつ仕訳が起こり、各勘定(Tフォーム)に集計され、試算表が少しずつ埋まっていきます。全件終わると、最後にBSとPLへ数字が振り分けられます。

1 / 6 送信ゼロ・この端末内で計算

各勘定への集計(Tフォーム簡略表示)

試算表(合計残高試算表・このステップ時点)

確認

② 貸借一致チェック体験 — 試算表は「ミス発見器」

全6件が正しく転記されていれば、試算表の借方合計と貸方合計は必ず一致します。「わざと間違える」ボタンで①の仕訳の金額を片側だけこっそりズラすと、何が起きるか見てみましょう。

比較

③ 試算表3種の違い — 同じデータを3通りに表示

「試算表」と一口に言っても、実務・学習では3つの形式があります。中身は同じ6件の取引データですが、見せ方が違います。切り替えて見比べてください。

そもそも試算表とは

仕訳を全部集めて、「合っているか」を一枚で確かめる答え合わせの表。

試算表(しさんひょう・T/B=Trial Balance)は、すべての勘定科目の合計や残高を1枚の表に集め、借方の合計と貸方の合計が一致しているかを確かめる表です。仕訳を勘定ごとに集計した結果を、決算書を作る前に一度並べて点検します。

家計にたとえると、1か月分のレシートを費目ごとに集計し、財布と通帳の増減と合うかを確認する作業に近いものです。似た名前の精算表は、試算表から決算書までの修正と振り分けを1枚にまとめたワークシートで、試算表はその出発点になります。

どこで・どんな場面で使うか

  • 経理担当の月次チェック

    月末に試算表を出し、前月との差が大きい科目や入力漏れを確認してから月次報告を作ります。

  • 個人事業主の年末の点検

    確定申告の前に試算表で全体を見ておくと、記帳ミスや二重計上に気づけます。

  • 経営者が毎月の数字を見るとき

    決算を待たずに、月ごとの試算表で売上や費用の動きを把握できます。

  • 税理士・会計事務所への提出

    資料を渡す前に試算表の借方・貸方が一致していることを確認しておくと、やり取りが減ります。

  • 簿記検定の学習

    試算表の作成や空欄補充は、3級・2級で出題される定番の形式です。

知らないと何が困るか

  • 記帳ミスが決算まで見つからない。試算表で借方・貸方が合うかを見ておかないと、金額のズレに気づくのが遅れます。
  • 「合っていれば正しい」と思い込む。借方・貸方の合計が一致していても、科目の間違いは見つかりません。何を確かめられて何が確かめられないかを知る必要があります。
  • 決算書を作る手前の工程が分からず、手戻りが増える。試算表の位置づけを知らないと、どこで数字が合わなくなったか探すのに時間がかかります。

上のツールで取引を1件ずつ進め、試算表が埋まっていく様子と、わざと間違えたときの貸借不一致を確かめてみてください。

使い方

試算表は「仕訳の答え合わせ」。

  1. 1

    仕訳は「勘定への転記」を経て試算表になる

    1件の仕訳は必ず借方・貸方に分かれ、それぞれの勘定(現金・売上など)に転記(集計)されます。全ての勘定の集計結果を1枚の表にまとめたものが試算表です。

  2. 2

    借方合計=貸方合計は「必ず」一致する

    仕訳の時点で借方・貸方が同額なので、それを集めた試算表の借方合計・貸方合計も理論上必ず一致します。一致しなければ、転記のどこかにミスがあるサインです(②で体験できます)。

  3. 3

    試算表からBS・PLへ数字が分かれていく

    残高が借方に残る勘定のうち、資産はBS(貸借対照表)の左、費用はPL(損益計算書)の左へ。負債・純資産・収益はそれぞれ右側へ。試算表は決算書を作る手前の「材料が全部そろった状態」です。

補足:一致しても安心はできない

借方合計=貸方合計が一致しても、「そもそも勘定科目を間違えた」「金額は合っているが本来と逆の勘定に記入した」といったミスは試算表では見つかりません。試算表は「金額のズレ」を見つける道具であって、「内容の正しさ」までは保証しないことに注意してください。

🔒 このページの仕訳・集計・試算表・BS/PLの計算は、すべてこの端末(ブラウザ)内で完結します。外部への送信は一切行いません(送信ゼロ)。

このツールについて

仕訳は書けても「その先」が見えない人向け。ミニ商店の取引6件を1件ずつ仕訳→各勘定(Tフォーム)に集計→試算表が埋まっていく→最後にBS・PLへ数字が振り分けられる、を前へ/次へで体験します。「わざと間違える」ボタンで貸借不一致も試せます。この端末(ブラウザ)内だけで計算し、外部への送信は一切行いません(送信ゼロ)。

簿記3級の「仕訳の先」が見えない人向け。ミニ商店の取引6件を1件ずつ仕訳→勘定集計→試算表→BS/PLへ、を前へ/次へで体験。わざと間違えると貸借不一致が赤く光る。合計/残高/合計残高の3種試算表も同じデータで見比べ可能。送信ゼロ。

🔰 かんたんに言うと

仕訳がどう集計されて試算表や決算書になるのか、ミニ商店の例で流れが見えます。

主な機能

  • 取引6件を仕訳→試算表→BS/PLへステップ再生(前へ/次へ)
  • 各勘定への転記をTフォーム簡略表示でリアルタイム集計
  • 「わざと間違える」ボタンで貸借不一致を体験(試算表はミス発見器)
  • 合計試算表・残高試算表・合計残高試算表の3種を同じデータで切替表示
  • 試算表からBS・PLへの数字の振り分けを最終ステップで可視化
  • 入力・送信なし、すべてブラウザ内処理で完結(送信ゼロ)

よくある質問

Q. 試算表とは何ですか?

A. すべての勘定(現金・売上・買掛金など)について、仕訳から転記した借方合計・貸方合計(または残高)を1枚の表にまとめたものです。決算書(BS・PL)を作る一歩手前の段階で、「全部の取引がきちんと転記できているか」を確認するために作成します。本ツールでは、ミニ商店の取引6件を1件ずつ仕訳→各勘定に集計→試算表が埋まる、という流れをステップ再生で体験できます。

Q. なぜ借方と貸方が一致するのですか?

A. 簿記では1件の仕訳が必ず「借方の合計=貸方の合計」になるよう記録するからです(複式簿記の大原則)。この性質は転記後も保たれるため、全ての勘定の借方合計・貸方合計を集めた試算表でも、理論上は借方合計=貸方合計に必ず一致します。本ツールの「わざと間違える」ボタンで、実際に片側の金額だけをズラすと、この一致が崩れる様子を確認できます。

Q. 借方合計=貸方合計で一致していれば、仕訳は全部正しいのですか?

A. いいえ、一致していても見つからないミスがあります。たとえば「勘定科目を間違えて記入した(現金のつもりで預金に書いた)」「本来と逆の勘定に記入した」「同じ金額を借方・貸方どちらも間違えて記入した」といったケースは、借方合計・貸方合計の一致には影響しないため試算表だけでは発見できません。試算表は金額のズレを見つける道具であり、内容の正しさまでは保証しない点に注意してください。

Q. 合計試算表・残高試算表・合計残高試算表の違いは何ですか?

A. 同じ元帳データを3通りの見せ方にしたものです。合計試算表は各勘定の借方合計・貸方合計をそのまま並べたもの。残高試算表は各勘定の差額(残高)だけを借方・貸方どちらかに出したもので、決算書に近い形です。合計残高試算表はこの2つを1枚に併記したもので、実務で最もよく使われる形式です。本ツールの③では、同じミニ商店のデータを3種類切り替えて見比べられます。

Q. 精算表とはどう違いますか?

A. 試算表は「仕訳の転記結果を集計しただけの表」で、決算整理(減価償却や見越し・繰延べなど)はまだ反映されていません。一方、精算表は試算表に決算整理仕訳を加え、その先のBS・PLの数字まで1枚のシートで計算する表です。試算表→(決算整理)→精算表→BS・PLの順で決算作業が進む、と理解しておくとつながりが掴みやすくなります。本ツールは決算整理前の「素の試算表」を扱っています。

Q. 試算表からBS・PLへはどうつながりますか?

A. 残高試算表の各勘定を5つに分類し、資産・費用は借方残高側、負債・純資産・収益は貸方残高側という性質を使って振り分けます。資産・負債・純資産はBS(貸借対照表)へ、収益・費用はPL(損益計算書)へ。PLで計算した当期純利益(収益−費用)はBSの純資産に積み上げられ、最終的に資産合計=負債+純資産合計で一致します。本ツールのステップ再生では、最後の1件が終わった時点でこの振り分けを表示します。

Q. 入力した数値やクリック内容は送信されますか?

A. されません。このツールはミニ商店の取引データを使ったステップ体験ツールで、仕訳・転記・試算表・BS/PLの計算はすべてこの端末(ブラウザ)内のJavaScriptで完結します。「わざと間違える」やモード切替の操作も含め、外部サーバへの送信は一切行いません(送信ゼロ)。

入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。

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