経営を整える
中級資金繰り表を整える。
= 数ヶ月先の現金予測(いつ尽きるか)
利益が出るかではなく「現金がいつ尽きるか」。期首の現金に毎月の入出金を積み上げて、数ヶ月先の残高推移とランウェイ(あと何ヶ月もつか)を出します。賞与や税金が重なる月の一時的なショートも、先に見つけて手を打つためのツールです。
TLDR — 30秒で分かる
期首現金+毎月の入出金から、数ヶ月先の残高推移と「あと何ヶ月もつか」を予測。くわしくは賞与・税金・設備投資のスポット支出を月で指定し、ショートする月を発見。
主な機能を見る
- かんたん/くわしくの2モード
- 月末残高の推移バー(ショート月は赤)
- ランウェイ(あと何ヶ月もつか)の自動計算
- 月次資金繰り表(月初/入金/出金/収支/月末残高)
- スポット支出(税金・賞与・設備投資・大口入金)を月指定
- 広告ゼロ・ブラウザ内処理
サンプル(クリックでプリセット)
入力
毎月の収支
—
あと何ヶ月もつ?
—
月末残高の推移
サンプル(クリックでプリセット)
基本
毎月の入金
毎月の出金(定常)
スポット(特定の月だけの大口)
金額 0 の行は無視されます。月は「Nヶ月目」で指定。
期末の現金
—
最小残高
—
資金ショート
—
月次資金繰り表
| 月 | 月初 | 入金 | 出金 | 当月収支 | 月末残高 |
|---|
月末残高の推移
使い方
「いつ現金が尽きるか」を、先に知る。
- 1
資金繰りは「利益」ではなく「残高」で見る。
黒字でも、入金より先に支払いが来れば現金は尽きます。資金繰り表は毎月の現金残高の推移を追うもの。まず「かんたん」で、今の現金があと何ヶ月もつか(ランウェイ)を掴みましょう。
- 2
山場は「重なる月」に来る。
毎月は回っていても、賞与・税金・設備投資が同じ月に重なると一時的にショートします。「くわしく」でスポット支出を実際の月に置き、月次表で残高が一番薄くなる月を見つけてください。
- 3
ショートが見えたら、打ち手は3つ。
①入金を早める(前受け・回収サイト短縮)②出金を遅らせる・分散する(支払サイト・投資時期の調整)③つなぎ資金(融資枠の事前確保)。資金繰りは「足りなくなる前」に動くのが鉄則です。
💡 月は「Nヶ月目」の相対表記(1=今月)。入力データはサーバに送られず、すべてブラウザ内で計算されます。
よくある質問
- Q. 資金繰り表とは何ですか?損益計算書(PL)と何が違いますか?
- A. 資金繰り表は、**実際の現金(預金残高)が毎月いくらになるか**を時系列で予測する表です。一方の損益計算書(PL)は「売上が立った/費用が発生した」タイミングで利益を計算します。違いは**タイミング**:売上を計上しても入金は翌月以降、という場合 PL は黒字でも現金はまだ手元にありません。資金繰り表は「いつ現金が尽きるか」を見るためのもので、会社が潰れる直接の原因(現金切れ)を防ぐのに不可欠です。
- Q. ランウェイ(runway)とは何ですか?何ヶ月あれば安心?
- A. ランウェイとは、**今の現金が、現在の赤字ペースであと何ヶ月もつか**を表す数字です。例えば現金 300 万円で毎月 50 万円ずつ減るなら、ランウェイは 6 ヶ月。本ツールのかんたんモードが自動計算します。一般に、中小企業では**月商の 1〜3 ヶ月分**の現金を手元に持つのが目安とされ、創業期やスタートアップでは**最低 6 ヶ月、できれば 12 ヶ月以上**のランウェイを確保してから動くのが安全とされています。
- Q. 黒字なのに資金がショートするのはなぜですか?
- A. 利益(PL上の黒字)と現金は一致しないからです。主な原因は **① 売掛金**(売れたが入金は先)**② 在庫**(仕入れたが売れていない)**③ 借入の返済**(費用ではないが現金は出る)**④ 設備投資**(買った年に一括で現金が出る)**⑤ 賞与・税金**(特定の月に大きく出る)。これらで現金の出が入りを上回ると、帳簿が黒字でも預金が尽きます=黒字倒産。資金繰り表で「残高ベース」で追うことでこれを事前に発見できます。
- Q. 「スポット支出」には何を入れればいいですか?
- A. 毎月は発生しないが、特定の月にまとまって出ていく(入ってくる)お金です。代表例は **賞与(夏・冬)/法人税・消費税の納付/設備投資・大型仕入れ/保険の年払い**など。逆に入金側のスポットは**補助金・助成金の入金/大口案件の入金**など。くわしくモードでこれらを「Nヶ月目」に置くと、複数の大口が重なる月の一時的なショートが月次表で見えるようになります。
- Q. 資金がショートしそうなときは何をすればいいですか?
- A. 打ち手は大きく 3 方向です。**① 入金を早める**:前受金・着手金をもらう、請求サイト(回収までの日数)を短くする。**② 出金を遅らせる・分散する**:支払サイトの交渉、設備投資や賞与の時期をずらす。**③ つなぎ資金を確保する**:足りなくなる前に金融機関の融資枠・当座貸越を用意しておく。重要なのは、**現金が尽きてから動くのでは手遅れ**ということ。資金繰り表で 2〜3 ヶ月先のショートを早めに察知し、余裕のあるうちに動きます。
- Q. キャッシュフロー計算書(CFを整える)と資金繰り表の違いは?
- A. **キャッシュフロー計算書(CF)は「過去・現在」の実績**を営業/投資/財務の 3 区分で説明する決算書類です。一方**資金繰り表は「未来」の現金残高を月単位で予測する管理ツール**で、決算書ではありません。本サイトの「[キャッシュフロー(CF)を整える](/cashflow/)」が前者、本ツールが後者にあたります。CF で過去の現金の動きを理解し、資金繰り表で先々のショートを防ぐ、という補完関係です。
- Q. 入力したデータは保存・送信されますか?
- A. いいえ。計算はすべてあなたのブラウザ内(JavaScript)で完結し、入力した金額はサーバーに送信も保存もされません。自社の実数を入れても安全です。残したい場合は数字を別途メモしてください(本ツールに保存機能はありません)。
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