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totonoe.tech

セキュリティを整える

初級

サイバー攻撃・脅威の早見表を整える。

= 主要なサイバー攻撃の手口と対策を、検索しながら引ける

サイバー攻撃が初めての方は、先に そもそもサイバー攻撃とは・どんな場面で出会うか をどうぞ。

🛡️ 防御・教育のための早見表です。 ここに攻撃を実行する機能はありません。「敵の手口」を知って守りに活かすための一覧です。totonoe.tech に体験ツールがある脅威には、各カードからリンクしています。

サイバー攻撃・脅威 早見表 入力すると即時に絞り込み(送信ゼロ)

13 件の脅威を収録

#01

ランサムウェア

Ransomware
インフラを狙う技術の穴を狙う

データを暗号化・窃取し身代金を要求する。盗んだデータの公開もちらつかせる「二重脅迫」が主流。

狙われる弱点:古い脆弱性の放置・VPN機器の穴・バックアップ未整備。

今日からできる対策:ネットから切り離した隔離バックアップ(3-2-1)を持ち、初期侵入経路(公開機器・VPN)を塞ぐ。復旧手順も平時に試す。

#02

ClickFix/CrashFix

ClickFix / CrashFix
心理を狙う

偽のエラー画面で「Win+R → Ctrl+V → Enter」などの操作を促し、利用者自身の手でウイルスを実行させる。

狙われる弱点:更新失敗・認証エラーといった偽メッセージが生む焦りと、つい指示に従う人間心理。

今日からできる対策:Web ページや偽ダイアログの指示でショートカット(Win+R/ターミナル貼り付け等)を絶対に押さない・実行しない。

totonoe.tech で体験:ClickFix の手口を整える
#03

AI悪用/プロンプトインジェクション

Prompt Injection
AIを狙う/悪用技術の穴を狙う

生成AIへの入力に悪意ある指示を紛れ込ませ、機密の出力や本来許されない不正操作をさせる。

狙われる弱点:AI入力のチェック不足・AIへの過度な権限付与。

今日からできる対策:AIに渡すデータを制限し、外部由来テキストを命令として扱わせない。重要な出力・操作は人間が検証してから実行。

totonoe.tech で体験:プロンプトインジェクションを整える
#04

ビジネスメール詐欺(BEC)

Business Email Compromise
心理を狙う

取引先や経営層になりすまし、偽の口座へ振込ませる。近年はAI生成の自然な文面で本物らしさが増している。

狙われる弱点:取引上の信頼関係と、形だけになった確認フロー。

今日からできる対策:振込先の変更依頼は、メールではなく電話など別経路で本人確認。高額送金はダブルチェックを必須に。

#05

ディープフェイク悪用

Deepfake Fraud
心理を狙う

音声・映像の合成AIで経営層などを精巧に再現し、本人に成りすまして不正送金や機密提供を指示する。

狙われる弱点:「上司の指示」という心理的圧力と、見た目・声では真偽を判断しきれない五感の限界。

今日からできる対策:送金・機密に関わる指示は合言葉や別ルートで本人確認。映像通話だけを根拠にしない。

#06

フィッシング詐欺

Phishing
心理を狙う認証を狙う

本物そっくりの偽メールや偽サイトへ誘導し、ID・パスワード・カード情報などを盗む。

狙われる弱点:「緊急の連絡だ」と思い込ませる心理と、正しいドメインを見分けることの難しさ。

今日からできる対策:パスキー/MFA でパスワード単体の価値を下げ、リンクではなくブックマークや公式アプリからアクセスする。

totonoe.tech で体験:フィッシングURLを見抜くを整える
#07

セッションハイジャック

Session Hijacking
認証を狙う技術の穴を狙う

ログイン済みの状態を保持する Cookie(セッション)を、マルウェアなどで直接盗み、認証を素通りして成りすます。

狙われる弱点:一時的なマルウェア感染と、Cookie の保護不足。

今日からできる対策:不審な Wi-Fi や拡張機能を避け、ウイルス対策/EDR を有効に。重要操作は再認証を求める設定にする。

#08

サプライチェーン攻撃

Supply Chain Attack
インフラを狙う

セキュリティの手薄な取引先・子会社・委託先を踏み台にして、本命の組織へ侵入する。

狙われる弱点:関連会社や委託先のセキュリティ管理の甘さ。

今日からできる対策:委託先のセキュリティ基準を契約段階で確認し、外部からの接続権限は最小限(必要な範囲だけ)に絞る。

#09

クラウド設定ミス悪用

Cloud Misconfiguration
インフラを狙う技術の穴を狙う

設定の不備で意図せず公開状態になったストレージなどから、データを抜き取られる。

狙われる弱点:知識不足・構成の複雑化・公開範囲の確認漏れ。

今日からできる対策:CSPM などで設定を自動監査し、権限は最小権限(IAM)で付与。公開設定は定期的に棚卸しする。

#10

SQLインジェクション

SQL Injection
技術の穴を狙う

入力欄に悪意あるSQL文を混ぜ込み、データベースを不正に操作したり中身を盗み出したりする。

狙われる弱点:プログラム側のエスケープ漏れ・考慮不足や、マルチバイト文字の盲点。

今日からできる対策:プレースホルダ(パラメータ化クエリ)で入力を命令として扱わせない。前段に WAF を置く。

totonoe.tech で体験:SQLインジェクションを整える
#11

SIMスワップ攻撃

SIM Swapping
認証を狙う

偽の本人確認で携帯キャリアを騙し、被害者の電話番号を自分のSIMへ移して、SMS認証を突破する。

狙われる弱点:キャリアの本人確認プロセスの隙と、SMS認証への依存。

今日からできる対策:二要素認証を SMS から認証アプリ(TOTP)やパスキーへ切り替え、SMS だけに頼らない。

totonoe.tech で体験:2段階認証(TOTP)を整える
#12

DDoS攻撃

DDoS
インフラを狙う

大量のアクセスを一斉に浴びせてサーバを過負荷にし、サービスを停止に追い込む。

狙われる弱点:サーバの処理能力の限界と、不正トラフィックのフィルタ不足。

今日からできる対策:DDoS 対策付きの CDN/緩和サービスを前段に置き、トラフィックを常時監視して異常を早期に検知する。

#13

ゼロデイ攻撃

Zero-day
技術の穴を狙う

修正パッチが存在しない、まだ知られていない脆弱性(ゼロデイ)を突いて侵入する。

狙われる弱点:潜在的なバグと、脆弱性の公表からパッチ提供までのタイムラグ。

今日からできる対策:パッチに頼り切らず、EDR で「怪しい挙動」を検知して隔離。攻撃面(公開範囲・権限)を平時から減らしておく。

そもそもサイバー攻撃とは

パソコンやネットを使って、お金やデータを狙う「見えない空き巣」。

サイバー攻撃は、インターネットやコンピューターを使って、他人のデータ・システム・お金を狙う行為の総称です。「サイバー(cyber)」は「コンピューターやネットワークの世界」を表す言葉で、ギリシャ語の「舵取り」を意味する語に由来するといわれます。

家に鍵をかけていても、窓が開いていれば入られますし、宅配業者のふりをした人に玄関を開けてしまえば同じことです。サイバー攻撃も、機械やソフトの弱点(穴)を狙うものと、人の心理(焦り・信頼)を狙うものに大きく分かれ、実際の被害は両方が組み合わさって起きることも少なくありません。

どこで・どんな場面で出会うか

  • 家庭

    宅配業者や銀行、カード会社を名乗るメールやSMSが届く。家族のパソコンやスマホも対象になります。

  • 職場

    取引先や上司を名乗る急ぎの依頼メール、添付ファイル付きのメールなど。会社のお金と情報が狙われます。

  • スマホ

    偽の警告画面、怪しいアプリ、QRコードから開いた偽のページなど。小さい画面は見分けにくい場面です。

  • ネットショッピング

    本物そっくりの偽ショップや、カード情報を入力させる偽の決済ページ。

  • 社内の情報システム担当

    更新されていない公開サーバーや機器、使い回されたパスワードなど、外から見える弱点の管理。

知らないと何が困るか

  • 被害に気づくのが遅れる。感染や侵入は、画面に何も出ないまま静かに進むことがあります。気づいたときには被害が広がっていることもあります。
  • 手口の名前だけ覚えても守れない。手口は次々に形を変えます。「機械の弱点を狙うのか、人の心理を狙うのか」という見方を持っておくと、新しい手口にも対応しやすくなります。
  • 自分ひとりの問題で終わらない。職場のアカウントや端末が乗っ取られると、同僚や取引先にまで被害が及ぶことがあります。

上の早見表で気になる脅威を検索して、カードの「対策」まで読んでみてください。

IPA の発表との対応

IPA 情報セキュリティ10大脅威 2026 との対応

IPA(情報処理推進機構)が2026年1月29日に公開した「情報セキュリティ10大脅威 2026」を、この早見表の項目と totonoe.tech の関連ツールに結びつけました。組織向けは順位つき、個人向けは脅威名だけを五十音順に並べたものです(IPA の説明による)。対応づけは totonoe.tech の整理で、IPA の見解ではありません。対応する項目がないものは空欄にしています。

  1. 1位ランサム攻撃による被害

  2. 2位サプライチェーンや委託先を狙った攻撃

  3. 3位AIの利用をめぐるサイバーリスク

  4. 4位システムの脆弱性を悪用した攻撃

  5. 5位機密情報を狙った標的型攻撃

  6. 6位地政学的リスクに起因するサイバー攻撃(情報戦を含む)

    この早見表・ツールに対応する項目はありません。

  7. 7位内部不正による情報漏えい等

    この早見表・ツールに対応する項目はありません。

  8. 8位リモートワーク等の環境や仕組みを狙った攻撃

    この早見表・ツールに対応する項目はありません。

  9. 9位DDoS攻撃(分散型サービス妨害攻撃)

    早見表: #12 DDoS攻撃

  10. 10位ビジネスメール詐欺

出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」。データの時点は2026年版(2026年1月29日公開)です。新しい版が出たら差し替えます。脅威名は IPA の表記のままです。

守りの軸・最重要3原則

手口は無数でも、効く守りは絞れる。

  1. 1

    ゼロトラスト ─ 「内側だから安全」をやめる

    社内ネットワークやログイン済みでも無条件に信用せず、その都度本人と権限を確かめる。権限は最小限に、認証はパスキー/MFAで。盗まれた1つの鍵で全部が開かない設計にします。

  2. 2

    迅速なパッチ+隔離バックアップ ─ 穴をふさぎ、戻れるようにする

    公開機器・VPN・OS の更新を後回しにしない。同時に、ネットから切り離したバックアップ(3-2-1)を持ち、復旧手順を平時に試しておく。ランサムやゼロデイに「最後の砦」で備えます。

  3. 3

    心理ハック耐性 ─ 「急かされたら、別ルートで確認」

    フィッシング・BEC・ディープフェイク・ClickFix は焦りと信頼を突きます。送金や機密、Web の指示でショートカットを押す前に、いったん止まって電話など別経路で本人確認。技術より先に「習慣」が守りになります。

🔒 この早見表は静的なデータと端末内の検索だけで動きます。入力した検索語はサーバに送られません(送信ゼロ)。収録は実務・報道でよく出会う 13 件で、すべての脅威を網羅したものではありません。

このツールについて

ランサムウェアやフィッシング、SQLインジェクション、ゼロデイ──ニュースで見かける主要な脅威を、攻撃名・概要・対策で横断検索できる防御リファレンスです。それぞれ「何をする攻撃か/狙われる弱点/今日からできる対策」をまとめ、心理・技術・認証・インフラ・AIの分類で色分けしています。攻撃の道具ではなく、守るための知識として。検索はこの端末の中だけで完結します(送信ゼロ)。

ランサムやフィッシングなど主要な脅威を、攻撃名・対策で引ける防御の早見表。分類で色分けし、弱点と「今日からできる対策」をセットで。送信ゼロ。

主な機能

  • 攻撃名・概要・狙われる弱点・対策を横断インクリメンタル検索
  • 心理/技術/認証/インフラ/AIの分類タグでフィルタ&色分け
  • 脅威13種それぞれに弱点と「今日からできる対策」
  • フィッシング・SQLi・TOTP等は totonoe.tech の体験ツールへ内部リンク
  • 最重要3原則(ゼロトラスト/迅速なパッチ/心理ハック耐性)でまとめ
  • 攻撃実行機能なし・防御教育のみ・検索は端末内完結(送信ゼロ)

📖 このツールで使う用語

用語集トップへ →

分からない用語があれば、クリックして解説をご覧ください。

フィッシング

本物そっくりの偽サイトに誘導し、パスワード等を盗む詐欺。

詳しく見る →

ランサムウェア

データを暗号化・窃取し、復旧と引き換えに身代金を要求する攻撃。

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ClickFix

偽のエラー画面で操作を促し、利用者自身の手でウイルスを実行させる手口。

詳しく見る →

プロンプトインジェクション

生成AIへの入力に悪意ある指示を紛れ込ませ、不正な出力や操作をさせる攻撃。

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ビジネスメール詐欺 びじねすめーるさぎ

取引先や経営層になりすまし、偽の口座へ振込ませる詐欺。

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ディープフェイク

音声・映像の合成AIで本人を精巧に再現し、なりすます技術。

詳しく見る →

セッションハイジャック

ログイン状態を保持するCookieを盗み、認証を素通りして成りすます攻撃。

詳しく見る →

サプライチェーン攻撃

セキュリティの手薄な取引先や委託先を踏み台に、本命の組織へ侵入する攻撃。

詳しく見る →

クラウド設定ミス

設定不備で意図せず公開状態になったクラウド上のデータが抜き取られること。

詳しく見る →

SQLインジェクション

入力欄に悪意あるSQL文を混ぜ、データベースを不正に操作・窃取する攻撃。

詳しく見る →

SIMスワップ

偽の本人確認で電話番号を乗っ取り、SMS認証を突破する攻撃。

詳しく見る →

DDoS攻撃 でぃーどすこうげき

大量アクセスを一斉に浴びせ、サーバを過負荷にしてサービスを停止させる攻撃。

詳しく見る →

ゼロデイ攻撃 ぜろでいこうげき

修正パッチが存在しない未知の脆弱性を突く攻撃。

詳しく見る →

よくある質問

Q. このツールで攻撃はできますか?

A. できません。攻撃を実行する機能は一切なく、手口を知って守りに活かすための静的な早見表です(防御・教育目的)。

Q. どんな脅威を収録していますか?

A. ランサムウェア・ClickFix・プロンプトインジェクション・BEC・ディープフェイク・フィッシング・セッションハイジャック・サプライチェーン攻撃・クラウド設定ミス・SQLi・SIMスワップ・DDoS・ゼロデイの13件です。

Q. 分類の色分けは何の役に立ちますか?

A. 「心理/技術/認証/インフラ/AI」のどこを突く攻撃かが一目で分かり、自社の弱い面(人の油断か、設定か、認証か)から優先的に手当てできます。

Q. 検索した攻撃名は外部に送られますか?

A. いいえ。検索・絞り込みはすべてブラウザ内で完結し、入力はサーバに送られません(送信ゼロ)。

Q. 「体験する」リンクは何ですか?

A. フィッシング・SQLi・TOTP・ClickFix・プロンプトインジェクションなど、totonoe.tech内に手口を安全に体感できるツールがある脅威は、各カードからそのツールへ移動できます。

Q. これだけ守れば安全ですか?

A. 収録は主要な13件で、すべてを網羅したものではありません。末尾の最重要3原則(ゼロトラスト/迅速なパッチ/心理ハック耐性)を土台に、最新情報も合わせてご確認ください。

入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。

続けて整える

データの時点:2026年版(2026年1月29日公表)(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)情報セキュリティ10大脅威)

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