Excel・表計算を整える
初級IF関数を整える。
= 「もし〜なら」の数式を、穴埋めするだけで自動で組み立てる
「もし80点以上なら合格、そうでなければ不合格」——日本語で考えた条件を穴埋めしていくと、Excel にそのまま貼れる =IF(...) が完成します。テスト値を入れれば TRUE/FALSE の流れがその場で見え、段階分岐(IFS・ネストIF)は「どの条件で確定したか」が上から順に光ります。数式づくりも判定もすべてこの端末の中で完結します(送信ゼロ)。
TLDR — 30秒で分かる
「80点以上なら合格」を穴埋めすると =IF(...) が完成。段階分岐は IFS版とネスト版を同時生成、どの条件で確定したかが光って見える。
主な機能
- 穴埋め式で =IF(...) を自動生成(文字の引用符も自動)
- テスト値で TRUE/FALSE の流れをその場で可視化
- 段階分岐は IFS 版とネスト IF 版を同時生成
- 届かない条件(順番ミス)を検出してワンクリック並べ替え
- AND / OR の組み合わせをランプで体験
- 空白セル・引用符・順番などありがち失敗の直し方つき
BUILDER
① 基本のIF — 条件をひとつ
「対象のセル」「条件」「当てはまった時 / 当てはまらない時」を埋めるだけ。テスト値(そのセルに入っている想定の値)で、数式がどう動くかを確かめられます。
文字には自動で「"」が付きます。数値はそのまま入ります。
= できた数式(Excel にそのまま貼れます)
動きを見る(テスト値で判定)
テスト値を書き換えると、TRUE / FALSE がその場で切り替わります。
STEPS
② 段階分岐 — 「80以上=A、60以上=B、それ未満=C」
段階を行で追加すると、IFS 版とネストIF 版の両方の数式を同時に生成。判定は上から順に行われ、どの段で確定したかが光って見えます。
判定の流れ(上から順に。確定した段が光ります)
IFS 版(Excel 2019 以降・Microsoft 365・Google スプレッドシート)
ネスト IF 版(古い Excel でも動く。IF の中に IF を入れる書き方)
COMBINE
③ AND / OR — 条件を2つ組み合わせる
「点数が60以上 かつ 出席率が80以上なら合格」のような組み合わせは、IF の中に AND(両方)か OR(どちらか)を入れます。切り替えて結果の違いを体験できます。
= できた数式
動きを見る(2つのランプ → 合成)
PITFALLS
④ ありがちな失敗と直し方
IF 関数で「思った結果にならない」ときは、だいたいこの4つのどれかです。
- 1
段階分岐は「大きい順」に書く
判定は上から順に行われ、最初に当てはまった段で止まります。「>=60」を先に書くと、85点も「60以上」に先に取られて、後ろの「>=80」には永遠に届きません。
⚠️ =IFS(B2>=60,"B",B2>=80,"A",TRUE,"C") ← 85点でも "B" になる
✅ =IFS(B2>=80,"A",B2>=60,"B",TRUE,"C") ← 大きい順なら正しい
上の②で「⚠️ わざと失敗(順番ミス)」を押すと、この現象を実際に見られます(届かない段には警告が出ます)。
- 2
文字は「"」で囲む。数値は囲まない
「合格」のような文字を裸で書くと #NAME? エラーになります(Excel が名前だと思って探しに行くため)。逆に数値を「"80"」と囲むと文字扱いになり、計算や比較がズレる原因に。
⚠️ =IF(A1>=80,合格,不合格) ← #NAME? エラー
✅ =IF(A1>=80,"合格","不合格")
このツールが作る数式は、文字なら自動で「"」を付けるので安心です。
- 3
空白セルは「0」として比べられることがある
未入力のセルに =IF(A1<60,"不合格","合格") を当てると、空白が 0 扱いになって「不合格」と出てしまいます。まだ採点していないだけなのに、です。先頭で空白チェックを入れるのが定石。
✅ =IF(A1="","",IF(A1<60,"不合格","合格")) ← 空白なら空白のまま
①のテスト値を空にすると、空白セルの挙動をその場で確認できます(条件「が空白」も選べます)。
- 4
IFS が動かない? 古い Excel かもしれません
IFS 関数は Excel 2019 以降・Microsoft 365・Google スプレッドシートで使えます。Excel 2016 以前では #NAME? になるので、②で同時生成されるネスト IF 版を使ってください(どの Excel でも動きます)。
🔒 数式の組み立ても TRUE/FALSE の判定も、すべてあなたのブラウザの中(純JavaScript)で完結します。入力した値はサーバに送られません(送信ゼロ)。なお、このページの判定は Excel の主要な挙動(空白は 0 扱い・文字の比較は大文字小文字を区別しない等)を再現した学習用シミュレーションです。最終確認は実際の Excel でどうぞ。
よくある質問
Q. IF関数とは何ですか?
A. 「もし◯◯なら△△、そうでなければ××」を1つのセルで実現する関数です。=IF(条件, 当てはまった時の値, 当てはまらない時の値) の3点セット。本ツールは3つの穴を埋めるだけで自動で組み立てます。
Q. IFSとネストIFはどちらを使えばいいですか?
A. 読みやすいのはIFSですが、Excel 2019以降・Microsoft 365・Googleスプレッドシート限定です。古いExcelに渡すファイルなら、どの環境でも動くネストIF版を。本ツールは両方を同時に生成します。
Q. 段階分岐はなぜ「大きい順」に書くのですか?
A. 判定が上から順に行われ、最初に当てはまった条件で止まるからです。「60以上」を先に書くと85点も B になり「80以上」には届きません。本ツールは届かない段を自動検出して警告し、ワンクリックで並べ替えます。
Q. 「合格」と書いたら#NAME?エラーになりました。
A. 文字は "合格" のように「"」で囲む必要があります。裸で書くとExcelが名前を探しに行って #NAME? になります。本ツールが作る数式は自動で引用符を付けます。
Q. 空白セルにIFを当てるとどうなりますか?
A. 数値と比較すると空白は0として扱われるのが落とし穴です。未入力でも「不合格」と出てしまうなら、先頭に空白チェックを足します:=IF(A1="","",IF(A1<60,"不合格","合格"))。
Q. ANDとORはどう使い分けますか?
A. ANDは「両方成立したときだけ」(点数60以上かつ出席80%以上)、ORは「どちらか片方でも」(会員またはクーポンで割引)。IFの条件部分に =IF(AND(...),...) のように入れます。ランプ表示で体験できます。
Q. 入力した値は送信されますか?
A. いいえ。数式の組み立ても判定もすべてブラウザ内で完結します(送信ゼロ)。判定はExcelの主要な挙動を再現した学習用シミュレーションなので、最終確認は実際のExcelでどうぞ。
入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。
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