経営を整える
中級減価償却を整える。
= 高い買い物を「何年かに分けて経費にする」計算
取得価額・耐用年数・取得月・償却方法を入れると、各年の償却費・帳簿価額・累計の年次テーブルが一発で出ます。定額法と定率法200%を並べて比較、年の途中取得の月割、定率法の保証額・改定取得価額の切替、最終年の備忘価額1円まで自動。10万・20万・30万の少額特例の判定ガイドも。
🔰 かんたんに言うと
高い買い物を「何年かに分けて経費にする(減価償却)」計算をします。
TLDR — 30秒で分かる
取得価額・耐用年数・取得月を入れると 定額法と定率法200%の年次償却スケジュール が並んで出る。月割・備忘1円・少額特例の判定まで自動。
主な機能を見る
- 定額法と定率法200%を並べて比較
- 各年の償却費・期首/期末帳簿価額・償却累計テーブル
- 年の途中取得の月割(使用月数÷12)
- 定率法の償却保証額・改定取得価額への切替
- 少額減価償却資産の判定(10万/一括償却/中小30万特例)
- 最終年は備忘価額1円を残す
買った年
一括で支払い
使う年数
耐用年数にわたって
毎年の経費
少しずつ計上
定額法
毎年おなじ額
定率法
最初に多く
STEP 1
※ イメージ図です。下の欄に取得価額・耐用年数を入れると、実際の年次テーブルが出ます。
サンプル資産(クリックで数字をプリセット)
入力
表示する償却方法
適用される償却率
初年度の償却費(経費にできる額)
年次の償却スケジュール
期首帳簿価額=その年のはじめの簿価/償却費=その年に経費化する額/期末帳簿価額=引いた後の簿価/累計=これまで償却した合計。最終年は備忘価額1円を残します。
補足
減価償却の "勘どころ" は 3 つ。
- 1
高い資産は「使う年数」に分けて経費化する
現金は買った年に出ていきますが、経費は耐用年数にわたって少しずつ計上します。だから「現金は減ったのに、その年の経費にできるのは一部だけ」というズレが生まれます。逆に、すでに払い終わった資産でも、毎年「減価償却費」という現金の出ない経費が立ち続けます。
- 2
定額法は毎年同額/定率法は最初に多く
定額法=取得価額 × 定額償却率で毎年おなじ額。定率法(200%)=期首の帳簿価額 × 定率償却率で、最初の年に多く・だんだん少なく。定率法は途中で償却費が「償却保証額」を下回ると、その年の簿価(=改定取得価額)× 改定償却率の均等償却に切り替わります。償却の総額はどちらも同じで、違うのは経費化のタイミングだけ。
- 3
少額なら、そもそも償却しなくてよい特例がある
10万円未満は取得時に全額経費。10万〜20万円未満は3年均等の「一括償却資産」を選べる(償却資産税の対象外)。青色申告の中小企業者等なら30万円未満を取得時に全額経費にできる特例も(年間合計300万円まで)。左の判定ガイドで、入力した金額がどれに当たるかを表示します。
月割について
年の途中で資産を使い始めた初年度は、1年分の償却費に「使った月数 ÷ 12」を掛けて月割りします(1ヶ月未満は1ヶ月に切り上げ)。たとえば3月決算の会社が10月に取得すれば、初年度は6ヶ月ぶん。月割りで初年度が小さくなったぶん、償却期間は耐用年数より1年長くなります。
⚠️ 償却率・改定償却率・保証率は代表値です。実際の法定耐用年数・償却率・各種特例の適用可否は、資産の種類や事業の規模によって変わります。「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」や税理士で必ずご確認ください。本ツールは概算・学習用です。送信ゼロ(入力した数字はこの端末から出ません)。
よくある質問
- Q. 定額法と定率法、どちらを選べばいいですか?
- A. 償却の総額はどちらも同じ(取得価額−1円)で、違うのは経費化のタイミングだけです。定率法は最初の年に多く償却でき早期の節税に向き、定額法は毎年同額で見通しが立てやすいです。建物・建物附属設備・構築物は定額法に限定されます。
- Q. 年の途中で買った場合はどう計算しますか?
- A. 初年度は1年分の償却費に「使った月数÷12」を掛けて月割りします(1ヶ月未満は1ヶ月に切り上げ)。月割りで初年度が小さくなるぶん、償却が終わるまでの年数は耐用年数より1年長くなります。
- Q. 定率法の「償却保証額」「改定取得価額」とは何ですか?
- A. 定率法は残高×償却率なので放置すると終わりません。償却費が「償却保証額(取得価額×保証率)」を下回った年から、その年の期首帳簿価額(改定取得価額)×改定償却率の均等償却に切り替え、耐用年数内に償却し切ります。本ツールは切替年を自動判定します。
- Q. なぜ最後に1円残るのですか?
- A. 帳簿価額をゼロにせず備忘価額1円を残すルールだからです。「その資産がまだ手元にある」という記録を残すためで、除却・売却するまで1円が帳簿に残ります。
- Q. 10万円・20万円・30万円の区切りは何ですか?
- A. 10万円未満は取得時に全額経費。10万〜20万円未満は3年均等の「一括償却資産」を選べます。青色申告の中小企業者等なら30万円未満を取得時に全額経費にできる特例も(年間合計300万円が上限)。左の判定ガイドで入力金額がどれに当たるか表示します。
- Q. 耐用年数は何年にすればいいですか?
- A. 資産の種類ごとに「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」で法定耐用年数が決まっています。例:普通自動車6年、パソコン4年、鉄筋コンクリート造の事務所50年など。正確な年数は省令や税理士でご確認ください。
- Q. 入力したデータはどこかに送信されますか?
- A. いいえ。計算はすべてお使いのブラウザの中だけで完結し、取得価額などの数字はサーバーに送信されません(送信ゼロ)。
入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。
RELATED TOOLS
続けて整える