作法を整える
初級続柄を整える。
= いとこの子・義理の兄など、書類に書く続柄がすぐ分かる
続柄が初めての方は、先に そもそも続柄とは・どんな場面で使うか をどうぞ。
⚠️ 親等(1〜6親等)は民法725条・726条の数え方にもとづく確定した数値です。一方、戸籍・年末調整などの書類の続柄欄に「どう書くべきか」は勤務先の様式や慣習により幅があるため、本ページでは「一般的には」「〜が多いようです」と幅を持たせて紹介しています。家系図は自分を中心にした簡略化した参考図です。
該当する続柄が見つかりません。検索語を変えてみてください。
自分を中心にした続柄図(1〜3親等)
クリックでその続柄の詳細ページへ。血族のみを表示した簡略図です(配偶者側の姻族は早見表でご確認ください)。
直系血族 (9)
配偶者 (1)
| 呼び名 | 正式表記(戸籍・書類) | 親等 |
|---|---|---|
| 配偶者 | 夫・妻 | — |
姻族 (13)
傍系血族 (19)
| 呼び名 | 正式表記(戸籍・書類) | 親等 |
|---|---|---|
| 兄 | 兄 | 2親等 |
| 姉 | 姉 | 2親等 |
| 弟 | 弟 | 2親等 |
| 妹 | 妹 | 2親等 |
| 甥 | 甥 | 3親等 |
| 姪 | 姪 | 3親等 |
| 伯父(父母の兄) | 伯父 | 3親等 |
| 伯母(父母の姉) | 伯母 | 3親等 |
| 叔父(父母の弟) | 叔父 | 3親等 |
| 叔母(父母の妹) | 叔母 | 3親等 |
| 従兄(年上のいとこ・男性) | 従兄 | 4親等 |
| 従姉(年上のいとこ・女性) | 従姉 | 4親等 |
| 従弟(年下のいとこ・男性) | 従弟 | 4親等 |
| 従妹(年下のいとこ・女性) | 従妹 | 4親等 |
| 従甥(いとこの息子) | 従甥 | 5親等 |
| 従姪(いとこの娘) | 従姪 | 5親等 |
| はとこ(またいとこ) | 再従兄弟姉妹 | 6親等 |
| 大おじ(祖父母の兄弟) | 大伯父・大叔父 | 4親等 |
| 大おば(祖父母の姉妹) | 大伯母・大叔母 | 4親等 |
そもそも続柄とは
自分から見て、その人が「誰にあたるか」を言い表す呼び名。
続柄(つづきがら)は、ある人と自分との間柄を表す言葉です。「父」「叔母」「いとこ」「配偶者の兄」のように、血のつながりや婚姻でできた関係を、自分を基準にして呼び分けます。役所の書類では「ぞくがら」と読んで使われることも多く、同じ人でも見る側が変われば続柄は変わります。
身近なたとえでいえば、住所の「番地」のようなものです。住所が場所を決まった形で言い表すように、続柄は人との関係を決まった形で言い表します。書類に書くときの呼び方(正式表記)と、ふだん話すときの呼び方は違うことがあり、そこで迷いやすくなります。
どこで・どんな場面で使うか
-
年末調整の扶養控除等申告書
扶養する家族の続柄欄に、「妻」「長男」「父」などと書く場面があります。勤務先の様式に合わせて書き方を確かめます。
-
住民票や戸籍を取り寄せたとき
住民票には世帯主との続柄、戸籍には父母との続柄を書く欄があり、書き言葉の呼び方に出会います。
-
生命保険の受取人を決めるとき
受取人の欄に、本人との続柄を書き添える書式があります。どこまでの親族を指定できるかは、保険会社の決まりで確かめます。
-
相続の話し合いや手続き
誰がどの立場の親族にあたるかを整理するところから始まります。法律の判断が関わるときは専門家に確認します。
-
香典や忌引の判断
故人が自分から見てどの続柄かで、目安の額や休める日数の考え方が変わります。続柄が分かると、他の早見表も使いやすくなります。
知らないと何が困るか
- 「いとこの子」を何と書くか迷う。呼び名が日常語にないと、書類の欄で手が止まります。一覧で正式表記を確かめれば、迷う時間が減ります。
- 伯父と叔父、伯母と叔母の字を取り違える。父母より年上のきょうだいが「伯」、年下が「叔」です。書類や香典袋の宛名で間違えると、気まずくなりかねません。
- 血族と姻族を混同する。配偶者の家族は「姻族」と呼びます。どちらの関係かで、忌引や喪中の考え方が変わることがあります。
上のツールで、気になる親族の呼び名を検索してみてください。正式表記と親等がすぐ分かります。
使い方
親等は「世代差+傍系度」の足し算で決まる。
- 1
直系(親子のライン)は、世代の数がそのまま親等になる。
父母は1親等、祖父母は2親等、曾祖父母は3親等。子・孫・ひ孫も同様に、自分から何世代さかのぼる/くだるかを数えるだけです。
- 2
傍系(きょうだい筋)は、共通の祖先まで遡って、そこから下る。
兄弟姉妹は「共通の親(1世代上)」まで上って「1世代下る」で2親等。甥・姪や伯父・叔父は「共通の祖父母(2世代上)」を介するため3親等。いとこは祖父母を介して上下2世代ずつなので4親等になります。
- 3
姻族(配偶者を介した関係)は、血族と同じ親等数で数える。
配偶者の血族(配偶者の父母・祖父母など)は、配偶者から見た親等と同じ数の姻族になります。反対に、自分の血族の配偶者(子の配偶者・兄弟姉妹の配偶者など)も、自分から見て同じ親等数の姻族として扱われます。配偶者そのものには親等はありません。
⚠️ 本ページは一般的な続柄の呼び方・書き方の目安をまとめた参考情報です。相続・戸籍手続きなど法的な効力が関わる場面では、実際の戸籍謄本や専門家(司法書士・行政書士等)の確認をおすすめします。検索・絞り込みはすべてこの端末の中で完結し、どこにも送信されません(送信ゼロ)。
あわせて使う
このツールについて
よくある質問
Q. 年末調整の書類に書く続柄はどの表記が正しいですか?
A. 扶養控除等申告書などの税務書類では「父」「母」「長男」「長女」「夫」「妻」のような戸籍に準じた表記を使うのが一般的です。「実父」「義母」のような日常的な言い方ではなく、本ツールの「書類での正式表記」欄の形が無難です。
Q. 「いとこの子」は続柄で何と書きますか?
A. 従甥(じゅうせい・男性)・従姪(じゅうてつ・女性)と書きます。読み方が難しい続柄は、書類によってはひらがなや「いとこの子」と補足する運用もあるため、提出先の記入例があればそちらに従ってください。
Q. 親等はどう数えますか?
A. 本人から親や子へ1つ移動するごとに1親等と数えます。親=1親等、祖父母・兄弟姉妹=2親等、おじおば・甥姪=3親等、いとこ=4親等です。配偶者は親等に数えず、配偶者の血族は配偶者を起点に数えます(義父母=1親等の姻族)。
Q. 「続柄」の正しい読み方は?
A. 本来は「つづきがら」です。「ぞくがら」という読みも広く使われており通じますが、正式には「つづきがら」とされています。
Q. 世帯主から見た続柄と、自分から見た続柄はどう違いますか?
A. 住民票などでは「世帯主から見た関係」を書くため、世帯主が父なら自分は「子」となります。一方、年末調整の扶養控除欄などは「あなたから見た関係」を書きます。書類がどちら視点かをまず確認するのが間違いを防ぐコツです。
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