SES営業を整える
中級開発工程を整える。
= 「担当工程」欄の範囲がV字モデルのどこかを選ぶだけで分かる
開発工程が初めての方は、先に そもそも開発工程とは・どんな場面で使うか をどうぞ。
⚠️ 工程名・略語(BD/DDなど)の呼び方、上流/中流/下流の区切り方は会社・現場により異なります。本ページの分類・呼称は一般的な一例であり、断定するものではありません。
⚠️ 下のV字モデルはウォーターフォール型開発を前提にした図です。アジャイル開発(スクラム等)では工程をこのように直線的に区切らず、短い反復(イテレーション)の中で設計・実装・テストを繰り返します。アジャイルの流れは「開発プロセスを整える」で扱っています。
V字モデル図解 — 8工程の対応関係
左腕(要件定義→基本設計→詳細設計→製造)を降り、右腕(単体テスト→結合テスト→総合テスト→受入テスト)を昇る形がアルファベットの「V」に見えることが名前の由来です。破線は「同じ段」の対応関係(要件定義⇔受入テスト/基本設計⇔総合テスト/詳細設計⇔結合テスト/製造⇔単体テスト)。
💡 左側(design側)は主に設計・実装、右側(test側)は主にテスト工程です。下の「範囲リーダー」で選んだ範囲がここに青く反映されます。
範囲リーダー — 「担当工程」欄の範囲を選ぶ
案件票やスキルシートの「担当工程」欄によくある「詳細設計〜結合テスト」のような表記を、開始工程・終了工程で選ぶと、上のV字図がハイライトされ、範囲の説明が下に出ます。
サンプル(クリックでプリセット)
終了工程は開始工程より前を選べません(自動で開始工程に揃います)。
結果
計算中…
対応する工程(V字の横線)
そもそも開発工程とは
システムを作る仕事を、順番に区切った8つの段階。
システム開発は、要件定義、基本設計、詳細設計、製造、単体テスト、結合テスト、総合テスト、受入テストという順に進める、という整理がよく使われます。これをウォーターフォール型の工程と呼びます。設計を終えてから作り、作ったものを小さい単位から順に確かめて、最後に発注者が受け入れる、という流れです。
この8工程を図にすると、設計の側を降りてテストの側を昇るアルファベットの「V」の形になるので、V字モデルと呼ばれます。家を建てるとき、要望を聞き、間取りと施工図を決め、建て、部屋ごとの検査から最後の引き渡しの立ち会いまで進むのに似ています。工程の呼び方や、上流・中流・下流の区切りは会社や現場によって異なります。
どこで・どんな場面で使うか
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案件票の「担当工程」欄を読むとき
「詳細設計〜結合テスト」のような範囲が、開発のどのあたりを指すのかが分かります。
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面談で、どこまでの経験があるか聞かれたとき
技術者は自分の経験した範囲を、工程の名前で正確に答えられます。
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お客様から「基本設計からお願いしたい」と言われたとき
終わりの工程までをどこと考えているのか、確認すべき点が見えてきます。
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体制や見積もりを考えるとき
工程ごとに必要な人や期間が違うため、どの工程に誰を置くかの話がしやすくなります。
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スキルシートに経歴を書くとき
担当工程を略語と日本語で書き添えると、読む側に伝わりやすくなります。
知っておくと何がうれしいか
- 範囲の書き方から、経験の幅が読める。設計から結合テストまでを通した範囲は、設計もコーディングもテストも経験している、という読み方につながりやすくなります。
- 設計とテストの対応が分かる。V字の同じ段にあたる設計とテストが対応し、要件定義には受入テスト、詳細設計には結合テストが向き合います。
- 略語の取り違えを防げる。「IT」は結合テスト(Integration Test)の略としても、IT 業界一般の意味でも使われます。どちらの話か文脈で確かめましょう。
上の範囲リーダーで、案件票でよく見る「詳細設計〜結合テスト」のような開始と終了を選んで、V字のどこにあたるか確かめてみてください。
略語ミニ辞典 — 工程・役割
案件票や求人票でよく見る略語です。呼び方・使われ方は現場により差があります。
⚠️ 「IT」は2つの意味で混同されやすい略語です
略語「IT」は本ページの文脈では結合テスト(Integration Test)を指しますが、業界そのものを指す「IT(Information Technology)」との混同に注意が必要とされます。案件票や会話で「ITやります」と言われたとき、テスト工程の話なのか、IT業界・IT職種一般の話なのかは前後の文脈で読み分ける必要があります。
工程略語
システムに何が必要かを、利用者側と合意する最上流の工程。
画面・帳票など利用者から見える仕様を決める工程。「外部設計」と呼ぶ現場もあります。
プログラム内部の処理・データ構造を決める工程。「内部設計」と呼ぶ現場もあります。
設計をもとに実際にコードを書く工程。「実装」「コーディング」とも呼ばれます。
プログラムを機能・モジュール単位で検証するテストです。
複数モジュールをつないで連携を検証するテスト。この略語は別の意味と混同しやすいので注意(下のコラム参照)。
システム全体を本番に近い環境で検証するテスト。「システムテスト」とも呼ばれます。
発注者・利用者側が要件を満たしているかを最終確認するテストです。
役割略語
予算・納期・品質などプロジェクト全体に責任を持つ立場とされます。
PMのもとでチームや特定工程を率いる立場。呼び方・権限の範囲は現場差が大きいとされます。
要件定義〜設計を中心に担当する技術者、とされることが多い呼称です。
製造(実装)を中心に担当する技術者。工程略語の「PG(製造)」と紛らわしいので注意。
複数プロジェクトを横断して管理・支援する部署・役割とされます。
SES業界では協力会社・外部パートナー企業の意味で使われることが多い略語です。
使い方
「担当工程」欄は、V字のどこからどこまでかで読む。
案件票やスキルシートの「担当工程」欄には「詳細設計〜結合テスト」「PG〜UT」のように、開始と終了の工程だけが書かれていることがほとんどです。上の範囲リーダーで開始・終了を選ぶと、その範囲が上流〜下流のどのあたりか、製造(実装)をまたぐ範囲かどうか、対応するテスト工程はどれかが一度に確認できます。
特に「製造を挟んだ範囲」(例:詳細設計〜結合テスト)は、設計もコーディングもテストも一通り経験している、という読み方につながりやすい書かれ方です。一方「単体テスト〜総合テスト」のようなテスト工程だけの範囲は、開発ではなく検証を専任で担当していた、という違いが見えてきます。
略語は面談・商談の会話でも頻出します。「ITの経験は?」と聞かれたとき、結合テスト(Integration Test)の話なのかIT業界一般の話なのかを取り違えないよう、上の略語ミニ辞典もあわせてご確認ください。
⚠️ 本ツールはV字モデル・ウォーターフォールを前提にした一般的な整理です。工程の呼び方・区切り方は会社・現場により異なり、個別の案件の正式な定義に優先するものではありません。
🔒 範囲リーダー・V字図の表示はすべてこの端末(ブラウザ)の中で完結します。入力内容はサーバには送られません(送信ゼロ)。
このツールについて
要件定義から受入テストまでの8工程をV字モデルで図解し、「開始工程」「終了工程」を選ぶと、案件票の「担当工程」欄にある範囲(例:詳細設計〜結合テスト)が上流/中流/下流のどこにあたるか、対応するテスト工程はどれかを説明します。工程名・略語の呼び方は会社・現場により異なります。送信ゼロ。
要件定義〜受入テストの8工程をV字モデルで図解。「開始工程」「終了工程」を選ぶだけで、範囲が上流/中流/下流のどこか・対応するテスト工程を説明。RD/BD/DD/UT/IT/ST/UATの略語ミニ辞典つき。
主な機能
- V字モデル(8工程・4対応ペア)をSVGで図解
- 範囲リーダー:開始・終了工程を選ぶと範囲を自動ハイライト
- 上流/中流/下流の目安と製造(実装)を挟むかを自動判定
- 対応するテスト工程(V字の横線)を表示
- 工程略語8種・役割略語6種のミニ辞典(「IT」混同注意コラム)
- ウォーターフォール前提と明記・アジャイルとの違いも注記
- 送信ゼロ・ブラウザ内完結
よくある質問
Q. V字モデルとは何ですか?
A. ウォーターフォール型開発の工程を、要件定義から製造(実装)までの左腕と、単体テストから受入テストまでの右腕に分け、対応する設計工程とテスト工程を横線で結んだ図です。要件定義⇔受入テスト、基本設計⇔総合テスト、詳細設計⇔結合テスト、製造⇔単体テストが対応するペアです。
Q. 「範囲リーダー」は何をしてくれるのですか?
A. 「開始工程」「終了工程」を選ぶと、その範囲をV字図でハイライトし、上流/中流/下流のどのあたりか、製造(実装)をまたぐかどうか、対応するテスト工程はどれかを日本語の説明文で示します。案件票やスキルシートの「担当工程」欄(例:詳細設計〜結合テスト)を読み解く道具です。
Q. 「IT」が結合テストの略なのはなぜ紛らわしいのですか?
A. 「IT」はIntegration Test(結合テスト)の略として使われる一方、IT業界そのもの(Information Technology)を指す略語としても広く使われているためです。案件票や面談で「IT経験」と出てきたとき、テスト工程の話か業界一般の話かは文脈で読み分ける必要があります。
Q. 「基本設計」「詳細設計」の呼び方が現場によって違うのはなぜですか?
A. 「基本設計」は「外部設計」、「詳細設計」は「内部設計」と呼ばれることがあるなど、工程の呼び方・区切り方は会社・現場ごとに慣習が異なるためです。本ツールの分類・呼称は一般的な一例であり、個別の案件の正式な定義に優先するものではありません。
Q. このV字モデルはアジャイル開発にも当てはまりますか?
A. いいえ、本ページの図はウォーターフォール型開発を前提にしています。アジャイル開発では工程をこのように直線的に区切らず、短い反復の中で設計・実装・テストを繰り返します。アジャイルの流れは「開発プロセスを整える」で扱っています。
入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。
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