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新カテゴリ「経営を整える」と新ツール 2 本(BS/PL ビジュアライザ + 損益分岐点)
新カテゴリ「経営を整える」(朱色)を新設し、最初の 2 ツールを公開しました。
- BS / PL を整える — 損益計算書 + 貸借対照表のビジュアライザ
- 損益分岐点(BEP)を整える — 売価・変動費・固定費から BEP を即計算
なぜこのカテゴリか
創業期の経営者が「会計本を読んだが頭に入らない」のは、文字情報だけで数字の動きを掴もうとするから。totonoe の「数字を入れて図を見る」アプローチが、ここで一番効くと判断しました。
特に**「PL と BS のつながり」「利益と現金の違い」** は、会計の最初の壁。テキストで読むより、数字を動かして図が変わるのを見る方が圧倒的に早い。
1. BS / PL を整える
売上・売上原価・販管費・減価償却・税率を入れると:
- PL ウォーターフォール:売上 → 売上総利益 → 営業利益 → 経常利益 → 税前利益 → 純利益 の階段を、横棒の長さで視覚化
- BS T 字図:左に資産(現金・売掛金・在庫・固定資産)、右に負債+純資産(買掛金・借入金・資本金・利益剰余金)をスタック表示。「資産=負債+純資産」が天秤として見える
- 利益と現金は違う:純利益 + 減価償却 = 実質キャッシュ創出力を計算。「黒字なのに現金が無い」のメカニズムを説明
サンプル業種として ☕ 個人カフェ / 🛒 EC 物販 / 💻 小規模 SaaS をプリセット。実数値で構造を確認できます。
2. 損益分岐点(BEP)を整える
売価・変動費(単位あたり)・固定費(期間総額)・実績販売数を入れると:
- BEP 販売数・売上高 の即時計算
- 損益分岐点グラフ:売上線(緑)と総費用線(赤)が交わる点 = BEP、塗りで黒字/赤字領域を可視化
- 経営指標 6 つ:限界利益・限界利益率・変動費率・実績利益・BEP まで何個・安全余裕率
- 値下げシミュ:価格を変えると BEP が「線形ではない」動きをするのが体感できる
サンプル業種として ☕ カフェ / 🛒 EC 物販 / 💻 SaaS / 🍜 飲食店 をプリセット。
押さえてほしい本質
| 項目 | 創業者がつまずくポイント | 本ツールでの見え方 |
|---|---|---|
| PL の階段 | 5 段階の利益の違いが頭に入らない | 各段の引かれる費用が横棒の長さで一目 |
| BS の天秤 | 「資産=負債+純資産」の意味が分からない | 左右のスタックが揃わなければ入力に矛盾 |
| PL と BS の繋がり | 純利益はどこに行くのか分からない | BS の「利益剰余金」に積み上がる動きを表示 |
| 利益 ≠ 現金 | 黒字倒産のロジックが理解できない | 減価償却・売掛金・在庫の現金/利益ズレを表示 |
| BEP の式 | 限界利益と粗利の違いがあやふや | 単位あたり限界利益と固定費の関係を可視化 |
| 値下げの危険 | 「値下げで売上は伸びるから OK」と誤解 | 価格を下げるとグラフの交点が右上に大きく動く |
| 安全余裕率 | 「赤字ライン」までの距離が見えない | 実績販売数を入れると安全余裕率と過不足が出る |
今後の「経営を整える」展開(構想)
- 資金繰り表を整える(13 週キャッシュフロー)
- 価格設定を整える(マージン逆算・心理的価格)
- 売上目標を整える(年→月→週→日への分解)
- 法人 vs 個人事業 を整える(税金・社保の損益分岐点)
「経営」カテゴリは、創業期の経営者にとっての「数字での意思決定の練習場」として育てていきます。