作法を整える
のし・表書きを整える。
= 快気祝いののしは?用途を選ぶと表書きと水引が分かる
結婚祝い・出産内祝い・香典返し・お中元など、贈り物の場面25種について、表書き・水引の種類(蝶結び/結び切り/あわじ結び)・のしの有無・名入れの書き方をまとめました。水引はSVGの簡略図案で、慶事は繰り返してよいか、弔事はのしを付けないかが一目で分かります。
TLDR — 30秒で分かる
快気祝い・内祝い・お中元──約25用途の表書きと水引を早見表とSVG図解で。用途を選ぶとのし紙プレビューが変わります。
主な機能
- 約25用途の表書き・水引・のし有無の早見表
- 水引3種(蝶結び/結び切り/あわじ結び)のSVG図解と使い分け
- のし紙プレビュー(用途連動)
- 名入れの書き方
- 用途別詳細ページ
- 送信ゼロ・ブラウザ内完結
⚠️ 表書き・水引の使い分けは、複数の慶弔マナー解説で共通して確認できる「一般的とされる」慣習の紹介です。地域・宗派・家によって異なる場合があり、金額の相場も断定できません(金額の目安は ご祝儀を整える / 香典を整える を参照)。図案は「一目で結び方の違いが分かる」ことを優先した簡略化した参考図です。迷った場合は贈答品店・葬儀社・寺院など専門窓口に確認するのが確実です。
PREVIEW
用途を選んで、のし紙をプレビュー
25の用途から選ぶと、表書き・水引・のしの有無がその場で切り替わります。
水引の結び方の意味: 蝶結び=何度あってもよいお祝い事、 結び切り/あわじ結び=一度きりであってほしい出来事、に使われることが一般的です。
寿
(名入れ:贈り主名)
結婚は「一度きりであってほしい」祝い事とされ、ほどけにくい結び切り系(結び切り・あわじ結び)の水引を使うのが一般的です。色は紅白のほか、より格式を意識して金銀を選ぶ場合もあります。
他の表書き例:御結婚御祝・御祝
名入れ:贈り主の氏名をフルネームで中央下段に書くのが一般的です。夫婦連名の場合は右に夫、左に妻の名を書く書き方がよく見られます。
時期の目安:挙式の1〜2ヶ月前を目安に贈る、または当日ご祝儀として持参することが多いようです。
⚠️ 水引の本数や色の慣習は地域・家により差があるため、迷ったら贈答品店の店員に確認するのも一つの方法です。
この用途の詳細ページへ →内祝
(名入れ:贈り主名)
結婚祝いをいただいたお返しです。結婚祝いと同様、繰り返さない方がよい祝い事として結び切り系の水引を使うのが一般的とされます。
他の表書き例:寿
名入れ:新しい姓(夫婦の姓)、またはふたりの名前を並べて書くのが一般的です。
時期の目安:挙式後1ヶ月以内を目安に贈る家庭が多いようです。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
出産は何度あってもよいお祝い事とされ、ほどいて何度でも結び直せる蝶結びの水引を使うのが一般的です。
他の表書き例:御出産御祝・祝御出産
名入れ:贈り主の氏名を中央下段に書くのが一般的です。
時期の目安:生後7日〜1ヶ月ごろ(お七夜〜お宮参りの時期)を目安に贈ることが多いようです。
この用途の詳細ページへ →内祝
(名入れ:贈り主名)
出産祝いをいただいたお返しです。出産祝いと同じく蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的とされます。
名入れ:赤ちゃんの名前を、ふりがなを添えて中央下段に書く家庭が多いようです。お披露目の意味も兼ねています。
時期の目安:お宮参りのころ(生後1ヶ月前後)を目安に贈る家庭が多いようです。
この用途の詳細ページへ →快気祝
(名入れ:贈り主名)
病気や怪我が「繰り返されませんように」との願いから、結び切りの水引を使うのが一般的とされます。全快した場合に使う表書きです。
他の表書き例:御礼
名入れ:贈り主(快復した本人)の氏名を書くのが一般的です。
⚠️ 完全に回復していない場合は「快気内祝」を使うことが多いとされます。
この用途の詳細ページへ →快気内祝
(名入れ:贈り主名)
お見舞いをいただいたお返しで、療養を続けながら区切りとして贈る場合に使われることが多い表書きです。快気祝いと同じく結び切りの水引を使います。
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
新築は何度あってもよいお祝いとされ、蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的です。マンション購入の場合は「祝御入居」と書くこともあります。
他の表書き例:祝御新築・御新築御祝
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →内祝
(名入れ:贈り主名)
新築祝いをいただいたお返しです。新居へのお披露目を兼ね、新居に招く際の手土産として渡す家庭も多いようです。
名入れ:新しい住居の持ち主(贈り主)の姓を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
進学は繰り返し訪れるお祝い事のため、蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的です。
他の表書き例:御入学御祝・祝御入学
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
時期の目安:入学式の1〜2週間前までに贈るのが一般的とされます。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
入学祝いと同様、蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的です。進学と就職が重なる場合は、まとめて「御祝」とすることも多いようです。
他の表書き例:御卒業御祝
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
新社会人としての門出を祝う表書きです。蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的とされます。
他の表書き例:御就職御祝
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →御礼
(名入れ:贈り主名)
長年の勤労への感謝を伝える贈答です。定年退職には「御礼」、円満な区切りを祝う意味では「御祝」も使われますが、自己都合退職の場合は「御祝」を避け「御礼」とする配慮が一般的とされます。
他の表書き例:御祝・おつかれさまでした
名入れ:贈り主(部署一同・個人)の名前を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
昇進・転勤にともなうお祝いです。何度あってもよいお祝い事として、蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的です。
他の表書き例:祝御昇進・祝御栄転
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →祝御長寿
(名入れ:贈り主名)
還暦(60歳)を筆頭に、古希・喜寿・米寿など複数の節目があり、名称や祝う年齢には諸説あります。長く続くことを願ってあわじ結びが好まれる場合もありますが、蝶結びを使う地域や家もあります。
他の表書き例:寿・御祝
名入れ:贈り主(子・孫など)の氏名を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →祝御開店
(名入れ:贈り主名)
事業の発展を願う贈答です。今後の商売繁盛が続くようにとの願いから、蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的とされます。
他の表書き例:御祝・祝御開業
名入れ:贈り主の氏名(会社名の場合は社名)を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →志
(名入れ:贈り主名)
香典やお供えをいただいたお返しです。繰り返したくない弔事として結び切りの水引を使い、慶事の象徴である「のし」(右上の飾り)は付けないのが一般的とされます。
他の表書き例:満中陰志・偲び草
名入れ:喪主の姓、または「〇〇家」と書くのが一般的です。
⚠️ 水引の色は黒白が広く使われますが、関西・北陸など西日本の一部地域では黄白が使われることが多いとされ、地域差があります。「満中陰志」は関西で使われることが多い表書きです。
この用途の詳細ページへ →志
(名入れ:贈り主名)
四十九日や一周忌などの法要で、参列者へのお返しに使う表書きです。香典返しと同様、結び切りの水引を使い、のしは付けません。
他の表書き例:粗供養
名入れ:施主の姓、または「〇〇家」と書くのが一般的です。
⚠️ 水引の色は地域により黒白・黄白の差があります。宗派によって呼び方が変わる場合もあり、迷ったら葬儀社・寺院に確認すると安心です。
この用途の詳細ページへ →御見舞
(名入れ:贈り主名)
入院中や被災直後に贈る見舞金には、水引やのしを付けない無地の封筒・略式の紙を使うことも多いとされます。水引を使う場合は「繰り返さないでほしい」との願いから結び切りが選ばれることが多いようです。
他の表書き例:お見舞い
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
⚠️ お見舞いは相手の状況への配慮が特に必要な場面です。豪華すぎる包装は避け、地域や関係性に応じて簡素な形を選ぶのが無難とされます。
この用途の詳細ページへ →御中元
(名入れ:贈り主名)
日頃の感謝を伝える夏の贈答です。毎年繰り返す贈り物として、蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的です。
名入れ:贈り主の氏名(会社名の場合は社名)を書くのが一般的です。
時期の目安:7月上旬〜15日ごろ、または地域により旧盆にあわせた8月上旬〜15日ごろまでに贈るのが目安とされます。
この用途の詳細ページへ →御歳暮
(名入れ:贈り主名)
1年の感謝を伝える冬の贈答です。お中元と同じく毎年繰り返す贈り物として、蝶結びの紅白の水引を使います。
名入れ:贈り主の氏名(会社名の場合は社名)を書くのが一般的です。
時期の目安:12月上旬から20日ごろまでに贈るのが一般的とされます。
この用途の詳細ページへ →御年賀
(名入れ:贈り主名)
新年のご挨拶に持参する手土産です。松の内の間に直接訪問して手渡すのが本来の形とされます。
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
時期の目安:松の内(1月1日〜7日ごろ、地域により15日ごろまで)に贈るのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →暑中御見舞
(名入れ:贈り主名)
夏の暑さを気遣う季節の贈答です。目上の方には「暑中御伺い」と書く配慮が一般的とされます。
他の表書き例:暑中御伺い
名入れ:贈り主の氏名を書くのが一般的です。
時期の目安:梅雨明けから立秋(8月7日ごろ)までが目安。立秋を過ぎたら「残暑御見舞い」に表書きを切り替えるのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
家庭内の日常的な贈り物のため、のし紙自体を付けない略式の包装で贈ることも多いとされます。フォーマルに贈りたい場合は蝶結びの紅白を選ぶとよいでしょう。
他の表書き例:感謝
名入れ:家庭内の贈り物のため名入れを省略することが多いようです。書く場合は贈り主(子・孫)の名前を書きます。
時期の目安:5月の第2日曜日が目安です(年により日付は変動します)。
この用途の詳細ページへ →御祝
(名入れ:贈り主名)
母の日と同じ考え方で、家庭内の贈り物のためのしを省略した略式で贈ることも多いとされます。
他の表書き例:感謝
名入れ:母の日と同様、名入れを省略することが多いようです。
時期の目安:6月の第3日曜日が目安です(年により日付は変動します)。
この用途の詳細ページへ →御礼
(名入れ:贈り主名)
お世話になったことへの感謝を伝える、幅広い場面で使える表書きです。繰り返してよい感謝の意として、蝶結びの紅白の水引を使うのが一般的とされます。
他の表書き例:謝礼・薄謝
名入れ:贈り主の氏名(会社名の場合は社名)を書くのが一般的です。
この用途の詳細ページへ →水引の結び方 3パターン
蝶結び
花結びとも呼ばれ、ほどいて何度でも結び直せる結び方です。「何度あってもよい」祝い事に使われることが一般的です。
結び切り
固く結ばれてほどけにくい結び方です。「一度きりであってほしい」出来事(結婚・病気回復・弔事など)に使われることが一般的です。
あわじ結び
結び切りの一種で、両端を引くとさらに固く締まる結び方です。結び切りとほぼ同じ意味合いで、慶事・弔事どちらにも使われます。
ALL 25 — 用途一覧
該当する用途が見つかりません。検索語を変えてみてください。
慶事(お祝い) (11)
内祝い(お返し) (4)
弔事・お見舞い (3)
お礼・その他 (1)
使い方
のし紙は「水引の結び方」から考えると迷いにくい。
- 1
「何度あってもよい」か「一度きりであってほしい」かで結び方が変わる。
出産・進学・お中元のような繰り返してよい慶事は蝶結び、結婚・病気回復・弔事のような繰り返したくない出来事は結び切り/あわじ結びを使うのが一般的とされます。
- 2
表書きに迷ったら「御祝」「御礼」「内祝」でおおむね対応できる。
個別の言い回し(祝御新築・御就職御祝など)はより丁寧ですが、慶事全般は「御祝」、お礼全般は「御礼」、お返し全般は「内祝」でも失礼にはあたりにくいとされます。
- 3
弔事・お見舞いには「のし」を付けない。
右上の折り紙飾り「のし」はもともと縁起物(熨斗鮑)に由来するため、香典返しや法要のお返し、お見舞いなど慶事以外の贈答では付けないのが一般的です。
⚠️ 本ページの表書き・水引・のしの慣習は、学習・準備の入り口としての一般的な目安です。金額の相場・地域や宗派ごとの詳細なしきたりは範囲外とし、必要に応じて贈答品店・葬儀社・寺院など専門窓口にご確認ください。検索・絞り込み・プレビューはすべてこの端末の中で完結し、どこにも送信されません(送信ゼロ)。
よくある質問
Q. 「のし」と「水引」はどう違うのですか?
A. 水引は包みを結ぶ帯紐(蝶結び・結び切りなど)のことで、のしは袋の右上に付く小さな飾り(のしあわび由来)のことです。両方が印刷された紙全体を「のし紙」と呼ぶのが一般的です。
Q. 蝶結びと結び切りはどう使い分けますか?
A. 何度あってもよいお祝い(出産・入学・お中元など)はほどいて結び直せる蝶結び、一度きりであってほしいこと(結婚・快気祝い・弔事)はほどけない結び切り・あわじ結びを使うのが一般的です。
Q. 快気祝いののしはどう書けばいいですか?
A. 表書きは「快気祝」または「快気内祝」、水引は「病気を繰り返さないように」との意味で紅白の結び切りが一般的とされます。全快でない場合は「御見舞御礼」とする使い分けもあるようです。
Q. 弔事にのしは付けますか?
A. 付けません。のしはお祝いの飾りなので、香典返しなどの弔事には、のし無し・黒白または黄白の結び切りの「掛け紙」を使います。「のし紙」と呼ばず掛け紙と呼ぶのが丁寧な区別です。
Q. 名入れはどう書けばいいですか?
A. 水引の下段中央に、贈り主の名前をフルネームで書くのが基本です。連名は目上の方を右から順に、4名以上は代表者名+「外一同」とする形が一般的とされます。内祝いは贈る側ではなく子どもの名前(出産内祝い)を入れるなど、用途による違いもあります。
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