No.15 ・ 記号系
HQ9+
= 命令が4つだけの冗談の言語
- 読みにくさ
- ●○○○○
- 書きにくさ
- ●○○○○
- 誕生年
- 2001年
- 作者
- Cliff L. Biffle
- 生まれた国
- 国は資料に記載なし
- 学べること
- 言語の命令を「お題の出力」だけにすると、どこまで役に立たなくなるかということ
どんな言語か
2001年に Cliff L. Biffle が作った言語です。esolangs.org では「冗談の言語」「プログラミングには使えない言語」「出力しかできない言語」に分類されています。
命令は4つだけで、それぞれが「プログラミング言語を紹介するときによく書かれるお題」に1対1で対応しています。H は Hello, world!、Q は自分自身を出力するクワイン、9 は「99 Bottles of Beer」の歌詞の出力です。残る + はアキュムレータに1を足すだけで、足した値は読み出せず、画面にも出ません。
入力を受け取る命令も、条件分岐も、繰り返しもありません。それでも、新しい難解言語の上で HQ9+ の処理系を書いてみると、お題のうちクワインを除くものができると示せる、と esolangs.org に書かれています。
小さくて作り替えやすいため、HQ9++・HQ9+~・HQ9F+ など多くの派生の言語が作られています。
コード例(全文)
Hello, world!
H
この1文字で Hello, world! と出力されます 実際に書いて動かすには HQ9+ の実行環境 へどうぞ。
ひとこと
命令は H・Q・9・+ の4つだけです。H は Hello, world!、Q は自分自身のソース、9 は「99 Bottles of Beer」の歌詞を出力し、+ はアキュムレータに1を足すだけで何も表示しません。
もっとくわしく(外部サイト): https://esolangs.org/wiki/HQ9%2B