本文へスキップ
totonoe.tech

AIを整える

初級

プロンプトの書き方を整える。

= AIへの指示に何が書いてあるか、貼って確かめる

目的・前提・出力の形を書くと、聞き返しや作り直しが減りやすい

Anthropic・OpenAI・Google が公開している手引きには、指示の目的、前提となる状況、答えの形を具体的に書く、という考え方が共通して出てきます。短い指示に要素を足すと、たとえば次のようになります。

短い指示

議事録を要約して。

要素を足した指示

  • 目的欠席した部長に会議の結果を伝えたいです
  • 前提・背景読み手は部長で、会議の内容は知りません
  • 入力以下の議事録
  • 制約300字以内
  • 出力の形決定事項と宿題に分けた箇条書き

この道具が見るのは指示文に書かれた要素だけで、書き方の良し悪しは判定しません。要素が書かれていても、AI の答えの良し悪しは保証できません。入力はこの端末の中だけで処理し、AI には送りません。

① 貼って、書かれている要素を確かめる

指示文を貼ってください。7つの要素について、手がかりになる語や形があるかを見て並べます。手がかりの語で見ているだけなので、書いてあっても未検出になることがあります。

指示文を入れる 入力するそばで確かめます(入力はこの端末の外に出ません)

指示文を入力すると、書かれている要素を確かめます。

    トークン数は文字の種類ごとの平均から出した目安です。モデルごとの違いや料金の見方は トークン数を整える で確かめられます。

    ② 枠に書き込んで、1本の指示文にする

    書ける枠だけ埋めてください。空の枠は指示文に出しません。見出し付きと文章の2つの形から選べます。

    枠に書く 空の枠は出力されません(入力はこの端末の外に出ません)

    何のために、何をしたいのか

    AI にどの立場で答えてほしいか

    状況、相手、使い道など、答えの前提になること

    作業の材料になる文章・データ

    字数・件数・禁止事項など、守ってほしい条件

    答えをどんな形で返してほしいか

    こう書いてほしい、という見本

    指示文の形 形

    ③ 仕事の場面で、短い指示に要素を足す

    10の場面で、短い指示と、要素を足した指示を並べました。足した要素には印が付いています。「枠に読み込む」で②に移せるので、自分の仕事に合わせて書き換えられます。

    ④ 演習:足りない要素を選ぶ

    指示文を読んで、選択肢の4つのうち「書かれていない」要素を1つ選んでください。4つのうち3つは書かれています。結果は「10問中◯問」だけ表示し、記録は残しません。

    第 1 問 / 全10問

    この指示文に書かれて「いない」要素はどれですか

    あなたは経理部の新人向けの講師です。経費精算の流れを説明する資料を作りたいです。以下の社内ルールをもとに、箇条書きでまとめてください。 「領収書は翌営業日に提出する」

    ⑤ 貼る前に、見えない文字と余分な空白を掃除する

    Web・PDF・Word からコピーした文章には、目に見えない文字や余分な空白が混ざることがあります。AI に渡す前に、まとめて取り除けます。コードの行頭の字下げは残します。

    プロンプトが初めての方は、先に そもそもプロンプトとは・どんな場面で使うか をどうぞ。

    アニメで見る — プロンプトを整えるしくみ 開くと1ステップずつ動きます
    📋

    貼り付けた文章

    コピペしたまま

    📝 あなたの本文
    👻 見えない文字
    ␣␣ 余分な空白・空行
    🧹

    整える

    この道具

    ゴミだけ取り除く
    🤖

    AIに渡す

    きれいな文章

    ✨ 整った本文

    STEP 1

    ※ イメージ図です。下の入力欄に、実際の文章を貼って試せます。

    0 文字
    0 文字

    整える内容

    そもそもプロンプトとは

    AI にお願いごとを伝える、ことばの指示書。

    プロンプトは、ChatGPT・Claude・Gemini などの生成 AI に渡す、指示や質問の文章のことです。AI はこの文章を読んで返事を作るので、同じ AI でも、何をどう頼むかの書き方しだいで答えの質が変わります。

    新しく来た同僚に仕事を頼むメモを思い浮かべてください。背景・やってほしいこと・仕上がりの形を書くほど、意図がきちんと伝わります。逆に、メモの中に見えない文字や余計な空白が紛れていると、読み手が戸惑う原因になります。

    どこで・どんな場面で使うか

    • 議事録やメールの下書きを頼むとき

      会議のメモや箇条書きを材料として渡し、「社外向けに丁寧な文面で」と条件を添えて、文章の叩き台を作らせます。

    • 長い資料を要約・翻訳させるとき

      報告書や規程の文章を貼り付けて、「要点を3つに」「新入社員向けにやさしく」などと頼みます。貼る前に、社外へ出してよい内容かは必ず確認します。

    • うまくいった頼み方をチームで共有するとき

      効果のあった書き方をひな形にして共有すると、人によって結果がばらつくのを減らせます。

    • 自社のシステムに AI を組み込むとき

      API 経由で AI を呼ぶ仕組みでは、プロンプトが部品のひとつになります。管理して改善を重ねることが品質に直結します。

    • 表計算の関数や手順を教わるとき

      やりたいことと表の形を書いて頼むと、使う関数や手順の案を出してくれます。

    知らないと何が困るか

    • あいまいな頼み方だと、あいまいな答えが返る。目的・条件・出力の形を書き添えるだけで、やり直しの回数が減ります。
    • コピペ由来の見えない文字が混ざる。Web や PDF から貼った文章には、目に見えない文字や余分な空白が入りがちです。思わぬ動作や、ムダな文字数(トークン)の原因になります。
    • 機密情報をうっかり貼ってしまう。何を入力してよいかの社内ルールを知らないまま使うと、情報漏えいにつながります。

    上のツールに、いつものプロンプトを貼って、見えない汚れがどれだけ取れるか試してみてください。

    出典と注意

    この道具が見る7つの要素は、次の各社が公開している手引き(公式ドキュメント)に共通して出てくる考え方を、指示文に書かれているかどうかで確かめられる形にまとめたものです。各社が同じ7つを挙げているわけではありません。

    要素が見つかった・見つからなかったは、手がかりの語や形による機械的な判定です。指示文の良し悪しは判定しません。また、要素を書いても AI の答えの良し悪しは保証できません。

    入力した文章はすべてこの端末(ブラウザ)内だけで処理します。AI への送信や外部への送信は一切ありません。機密情報を実際の AI に貼るときは、会社の決まりに従ってください。AI に読ませる文章に紛れた指示の危険は プロンプトインジェクションを体験する、AI が一度に読める量は コンテキスト窓を整える で確かめられます。

    このツールについて

    生成AIへの指示の書き方を、貼って確かめる

    指示文を貼ると、目的・役割・前提・入力・制約・出力の形・例が書かれているかを手がかりの語で確かめます。良し悪しは判定せず、送信ゼロ。

    🔰 かんたんに言うと

    生成AIへの指示文(プロンプト)に、目的・前提・出力の形などが書かれているかを確かめ、貼る前の見えない文字も掃除します。

    主な機能

    • 7つの要素が書かれているかを検出
    • 迷いやすい言葉の位置と言い換えの方向
    • 枠で組み立てて指示文をコピー
    • 10の仕事の場面の書き換え例と演習10問
    • 不可視文字・空白の掃除(従来の機能)

    よくある質問

    Q. このツールは指示文の良し悪しを判定しますか?

    A. しません。指示文に目的や出力の形などの手がかりの語が書かれているかを機械的に確かめるだけで、書き方の良し悪しや、AIの答えの良し悪しは判定も保証もしません。

    Q. 要素が書いてあるのに「未検出」になるのはなぜですか?

    A. 手がかりの語や形(「〜したい」「箇条書き」「以内」など)の辞書で見ているためです。別の言い回しで書いてあると未検出になることがあります。どの語で検出したかは結果に表示します。

    Q. 入力した指示文はどこかに送られますか?

    A. 送られません。検出も組み立ても、すべてブラウザの中だけで処理します。AIに投げて試す機能もありません。機密情報を実際のAIに貼るときは、会社の決まりに従ってください。

    Q. 7つの要素はどこから来ていますか?

    A. Anthropic・OpenAI・Googleが公開しているプロンプトの手引きに共通して出てくる考え方を、書かれているかどうかを確かめられる形にまとめたものです。各社が同じ7つを挙げているわけではありません。

    Q. 以前の「プロンプトを整える」の掃除機能は使えますか?

    A. 使えます。ページ後半の「貼る前の掃除」に残してあります。ゼロ幅スペースなどの不可視文字や連続空白を取り除き、行頭の字下げは残します。

    入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。

    続けて整える

    このツールの解説記事

    totonoe.tech を運営する株式会社Koinobori は、法人向けの研修サービス「NOBORIBA®」も運営しています。 ここで手を動かした内容を、講師から教わる形の研修です。このページの道具は無料のまま、登録もいりません。

    運営サイト

    私たちが運営するサイト