ネットワークを整える
専門ネットワークアドレスを整える。
= IPアドレス・サブネットの計算(192.168.1.0/24 など)
ネットワークのどこの話? 家や会社の中(LAN)で、機器にふる IPv4 アドレスを「どこまでが同じネットワークか」で区切る話です。OSI 参照モデルでは第3層(ネットワーク層)にあたります(OSI参照モデル)。
ネットワークが初めての方は、先に そもそもネットワークとは・どんな場面で使うか をどうぞ。
アニメで見る — IPアドレスの住所の分け方 開くと1ステップずつ動きます
IPアドレス
192.168.1.10
サブネットマスク
/24(前から24本)
分けた結果
ネットワーク部+ホスト部
あなた
192.168.1.10
ルーター
町の出入口
相手
届け先
STEP 1
※ イメージ図です。下の入力欄で、実際のIP・CIDRから ネットワーク部/ホスト部 を計算できます。
プレフィックス長クイック切替
プリセット例
結果
計算中…
ネットワーク
—
ブロードキャスト
—
サブネットマスク
—
—
使用可能ホスト数
—
—
クラス
—
用途
—
32ビットで見る — どこまでがネットワーク部?
マスクの 1 が並ぶ部分=ネットワーク部(塗り・太字)、0 の部分=ホスト部(点線の下線)。IP とマスクを重ねてホスト部を 0 にするとネットワークアドレス、すべて 1 にするとブロードキャストです。
そもそもネットワークとは
機器どうしをつなぐ「道路網」と、その中を区切る「町名」。
ネットワークとは、パソコン・スマホ・プリンター・サーバーなどの機器をケーブルや Wi-Fi でつなぎ、データをやり取りできるようにした仕組みです。家の中のつながりも、会社の社内 LAN も、世界規模のインターネットも、すべてネットワークです。道路網にたとえると、機器が「家」、データが「荷物」にあたります。
道路網に町名があるように、ネットワークにも「ここからここまでは同じ仲間」という区切りがあります。IP アドレスは、町名にあたるネットワーク部と、番地にあたるホスト部に分かれていて、その境目を /24 のような CIDR(Classless Inter-Domain Routing)で表します。区切りの先頭の番号がネットワークアドレスで、上のツールはこれを計算します。
どこで・どんな場面で使うか
-
家庭の Wi-Fi ルーター
スマホ・パソコン・テレビが、同じ範囲の番号(192.168.1.x など)をもらってつながっています。
-
オフィスの社内 LAN
部署やフロアごとに番号の範囲を決めて、機器を管理します。
-
クラウドの設計
AWS などの仮想ネットワーク(VPC)を作るとき、最初に使う範囲を決めます。
-
ルーター・ファイアウォールの設定
「この範囲からの通信だけ許可」のように、
192.168.1.0/24といった範囲で指定します。 -
資格試験
CCNA や基本情報技術者試験では、ネットワークアドレスやホスト数の計算が定番の問題です。
知らないと何が困るか
- 設定を間違えて「つながらない」。同じネットワークにいないと、機器どうしは直接話せません。境目の指定をひとつ間違えるだけで、隣の机の機器と通信できなくなります。
- 範囲の重なりや不足に気づけない。範囲が他の拠点と重なると、VPN でつないだときに通信できません。台数に対して小さすぎる範囲を選ぶと、後から足りなくなります。
- 設計書や設定画面が読めない。
/24や/16の意味が分からないと、ネットワークの設計書も機器の設定画面も、数字の羅列にしか見えません。
上のツールに 192.168.1.0/24 を入れ、/16 や /28 のボタンに切り替えて、ネットワーク部とホスト部の境目が動くのを見てみてください。
2進・16進表記
| 項目 | 2進数 |
|---|---|
| IP | — |
| マスク | — |
| ネットワーク | — |
| ブロードキャスト | — |
📘 CCNA ではここが問われる(200-301 v1.1・Network Fundamentals)
- ネットワークアドレス(ホスト部がすべて 0)とブロードキャストアドレス(ホスト部がすべて 1)の求め方
- 使えるホスト数 = 2 の「ホスト部のビット数」乗 − 2(例:/24 は 254 台、/30 は 2 台)
- プレフィックスとマスクの対応(/24 = 255.255.255.0、/16 = 255.255.0.0 など)
- プライベートアドレス:10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16
- 確認と設定のコマンド:
show ip interface brief、show ip route、インターフェースでのip address 192.168.1.1 255.255.255.0
たとえると
IP アドレスは、家の「住所」のようなものです。「◯◯町△番地」のうち、同じ町名の人どうしは近所づきあい(同じネットワーク)で、町をまたぐときは町の出入口(ルータ)を通ります。ここでは、その「町名にあたる部分」と「番地にあたる部分」をどこで区切るかを調べます。ブロードキャストは、町内の全員に一斉に呼びかける町内放送のことです。
このツールは、ネットワーク全体図のここ
- 自分の端末
- 家・会社の中
- 出入口
- 建物の外
- 相手のサーバー
- データセンター
- 見る・動かす
家・会社の中(LAN)— 建物の中のネットワークの「住所の範囲」(ネットワークアドレス)を割り出す話です。
家・会社の中は、同じ建物の中の廊下と部屋割りのような場所です。OSI では第3層(ネットワーク)。
通信の旅の途中には出てきませんが、旅の全体を支える道具です。
このツールについて
IPv4 + CIDR (例: 192.168.1.0/24) を入れるだけで、ネットワーク/ブロードキャスト/マスク/ホスト範囲/プライベート判定/2進・16進表記までを一発で整理します。
CIDR `192.168.1.0/24` から、ネットワーク/ブロードキャスト/サブネットマスク/ホスト数/プライベート判定まで一発。
🔰 かんたんに言うと
ネットワーク機器の設定で使う「CIDR・サブネット」の計算機です。何台つなげるか等を出します。
主な機能
- IPv4 + CIDR の解析
- ネットワーク・ブロードキャスト・マスク
- ホスト数・プライベート判定
- 2進・16進表記
- 32ビットのネットワーク部・ホスト部を色分けした図
📖 このツールで使う用語
用語集トップへ →分からない用語があれば、クリックして解説をご覧ください。
よくある質問
Q. CIDR ってなんですか?
A. Classless Inter-Domain Routing の略で、IPアドレスにスラッシュ+ビット数を付けて「ネットワーク部の長さ」を表す表記法。「192.168.1.0/24」は「上位24ビットがネットワーク部、下位8ビットがホスト部」を意味します。/24 = 256個、/16 = 65,536個、/8 = 16,777,216個のIPを含みます。
Q. /24 と /28 はどう違うの?
A. /24 はホスト部8ビット = 2^8 = 256個のIPで、使用可能ホスト数は 254(ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除く)。/28 はホスト部4ビット = 16個で、使用可能ホスト数は 14。/30 は 4個で使用可能 2 個(P2P 接続用)、/31 は RFC3021 で2個とも使えるルータ間最小サブネット、/32 は単一ホスト指定です。
Q. プライベートアドレスはどこ?
A. RFC1918 で定義された3範囲: 10.0.0.0/8(最大、社内LAN)、172.16.0.0/12(Docker等の仮想NWで頻出)、192.168.0.0/16(家庭用ルーターの定番)。これらはインターネット上では使えず、NAT 経由でグローバルIPに変換されます。
Q. 127.0.0.1 と 169.254.x.x は?
A. 127.0.0.0/8 はループバック(自分自身を指す、localhost)、169.254.0.0/16 はリンクローカル(DHCP失敗時の自動アドレス割り当て、APIPA)。どちらもインターネットには出ない特殊用途です。
入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。
続けて整える
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