本文へスキップ
totonoe.tech

地理を整える

初級

気象の言葉を整える。

= 猛暑日は何度から?強い雨は何ミリ?気象庁の予報用語を、原文のまま調べる

気象の用語が初めての方は、先に そもそも気象の用語とは・どんな場面で出会うか をどうぞ。

先に結論

猛暑日は「1日の最高気温が35度以上の日」、強い雨は「1時間に20mm以上30mm未満の雨」。気象庁の予報用語は、数字で決まっている言葉と、決まっていない言葉があります。

たとえば「大雨」は「災害が発生するおそれのある雨」で、ミリ数では決まっていません。定義は気象庁「予報用語」(2026年6月現在)の原文どおりに載せ、言い換えは「やさしく言うと」に分けています。

数字から、当てはまる気象の言葉を調べる

1時間雨量・気温・台風の風速と半径を入れると、原文の区切りに当てはまる言葉を出します。入れたい欄だけで構いません。

数字を入れる 入力するそばから計算(会社のPCでも、入力は外に出ません)

数字を入れると、ここに結果が出ます。

ここで出るのは、原文の区切りに数字を当てはめた結果です。実際の観測値や予報の発表は、気象庁の情報を確認してください。

気温で決まる日の言葉(気象庁の気温の表)

言葉原文の説明区分
夏日日最高気温が25度以上の日。予報用語
真夏日日最高気温が30度以上の日。予報用語
猛暑日日最高気温が35度以上の日。予報用語
酷暑日日最高気温が40度以上の日。予報用語
冬日日最低気温が0度未満の日。予報用語
真冬日日最高気温が0度未満の日。予報用語
熱帯夜夜間の最低気温が25度以上のこと。解説用語

日最高気温・日最低気温で決まる言葉と、熱帯夜(夜間の最低気温)は、測る気温が違います。

雨の強さと降り方(気象庁の解説表)

予報用語1時間雨量(mm)人の受けるイメージ人への影響屋内(木造住宅を想定)屋外の様子車に乗っていて
弱い雨3未満(「降水」の表より)—————
やや強い雨10以上~20未満ザーザーと降る地面からの跳ね返りで足元がぬれる雨の音で話し声が良く聞き取れない地面一面に水たまりができる—
強い雨20以上~30未満どしゃ降り傘をさしていてもぬれる寝ている人の半数くらいが雨に気がつく地面一面に水たまりができるワイパーを速くしても見づらい
激しい雨30以上~50未満バケツをひっくり返したように降る傘をさしていてもぬれる寝ている人の半数くらいが雨に気がつく道路が川のようになる高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)
非常に激しい雨50以上~80未満滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)傘は全く役に立たなくなる寝ている人の半数くらいが雨に気がつく水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる車の運転は危険
猛烈な雨80以上~息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる傘は全く役に立たなくなる寝ている人の半数くらいが雨に気がつく水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる車の運転は危険

原文の表には「弱い雨」の行がないため、「降水」のページの説明(1時間雨量が3mm未満)を先頭に足しています。表の「—」は、原文で空欄(または該当なし)の所です。原文は、同じ文の欄を複数の行で1つにまとめているため、同じ文が並んで見える行があります。「降水」と「雨の強さと降り方」の2つの表には、1時間雨量が3mm以上10mm未満の雨に当てはまる予報用語は載っていません。

原文の注: 大雨によって災害がおこるおそれのあるときは警報や注意報などを発表して、警戒・注意を呼びかけます。なお、警報や注意報の基準は地域によって異なります。

3つの雨の言葉を、原文の数字で並べる

言葉降る時間広がり雨量原文が挙げる降り方
局地的大雨数十分の短時間狭い範囲数十mm程度単独の積乱雲が発達する
集中豪雨数時間にわたり同じような場所100mmから数百mm積乱雲が同じ場所で次々と発生・発達を繰り返す
線状降水帯数時間にわたり長さ50~300km程度、幅20~50km程度の雨域(数字の記載なし)発達した雨雲(積乱雲)が列をなした積乱雲群が、ほぼ同じ場所を通過または停滞する

集中豪雨は「解説用語」(△)、局地的大雨と線状降水帯は「予報用語」です。

時間の言葉の区切り(気象庁「時に関する用語」)

言葉時間帯の目安原文の説明
未明0時〜3時頃午前0時から午前3時頃まで。
明け方3時〜6時頃午前3時頃から午前6時頃まで。
朝6時〜9時頃午前6時頃から午前9時頃まで。
昼前9時〜12時頃午前9時頃から12時頃まで。
昼過ぎ12時〜15時頃12時頃から15時頃まで。
夕方15時〜18時頃15時頃から18時頃まで。
夜のはじめ頃18時〜21時頃18時頃から21時頃まで。
夜遅く21時〜24時頃21時頃から24時頃まで。
日中9時〜18時頃午前9時頃から18時頃まで。

原文の「別図参照」は、原文のページにある時間区分の図を指します。ここでは図の代わりに、説明の文から時刻を取り出して並べています。「日中」は、ほかの言葉と重なる別の区切りです。

快晴・晴れ・薄曇り・曇りの境目(気象庁「天気」)

言葉全雲量雲の見かけ予報での扱い(原文の備考)
快晴1以下—予報文には用いない
晴れ2以上8以下—快晴または晴れの状態、および「薄曇り」で地物の影ができる状態に用いる
薄曇り9以上上層の雲が中・下層の雲より多い(降水現象がない)予報では「晴れ」として扱う
曇り9以上中・下層の雲が上層の雲より多い(降水現象がない)—

原文の説明のとおり、4つとも「全雲量」と雲の見かけで分けています。「雲の見かけ」は原文の「見かけ上」の部分です。

平年差(比)の階級表現(気象庁「表現に関する用語」)

用語累積相対度数(全体を1とする割合)生起確率(全体を1とする割合)備考
低い(少ない)0以上1/3以下1/3季節予報や週間天気予報では、累積相対度数が0以上1/10以下を「かなり低い(少ない)」と表す
平年並1/3を超えて2/3以下1/3—
高い(多い)2/3を超えて1以下1/3季節予報や週間天気予報では、累積相対度数が9/10を超えて1以下を「かなり高い(多い)」と表す

気温、降水量、日照時間について、平年との違いの程度を表すときに使います。3つの階級の生起確率は、それぞれ3分の1です。

台風の大きさと強さの階級(気象庁「台風の大きさと強さ」)

台風の強さの階級分け(最大風速)

階級最大風速
強い33 m/s(64ノット)以上~44 m/s(85ノット)未満
非常に強い44 m/s(85ノット)以上~54 m/s(105ノット)未満
猛烈な54 m/s(105ノット)以上

台風の大きさの階級分け(風速15 m/s以上の半径)

階級風速 15 m/s以上の半径
大型(大きい)500 km以上~800 km未満
超大型(非常に大きい)800 km以上

台風に関する情報では、大きさと強さを組み合わせて「大型で強い台風」のように呼びます。詳しくは台風の大きさ・台風の強さのページへ。

言葉ごとの「区分」の印

気象庁の予報用語には、使われる場面によって区分があります。各ページに印を付けています。

暑い日・寒い日(気温)

夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日・熱帯夜・冬日・真冬日。何度から、何の気温で決まるかが言葉ごとに違います。

雨の言葉

大雨、1時間雨量で決まる雨の強さ、局地的大雨・集中豪雨・線状降水帯。

台風の大きさと強さ

「大型で強い台風」の、大型と強いは、別の物差しで決まっています。

時間の言葉

明け方・朝・昼前・夕方など。天気予報では、時間帯の区切りが決まっています。

天気・降水確率

快晴・晴れ・薄曇り・曇りの境目と、降水確率の意味。

平年と比べる言葉

平年値、平年並み、「平年より高い」。何と比べているかの言葉です。

そもそも気象の用語とは

天気予報の言葉は、気象庁がそろえている「共通の言葉づかい」。

気象の用語(予報用語)は、気象庁が天気予報や解説で使う言葉を、意味とあわせて決めたものです。人によって「強い雨」「大雨」の受け取り方が違うと困るので、同じ言葉は同じ意味で伝わるように、物差しがそろえてあります。

言葉には、たとえば猛暑日(1日の最高気温が35度以上の日)のように数字ではっきり区切られているものと、大雨のように数字では決まっていないものがあります。この違いを知っておくと、予報の読み方が変わります。

どこで・どんな場面で出会うか

  • 天気予報やニュースを見るとき

    「強い雨」と「激しい雨」のような、似た言葉の違いを確かめられます。

  • 大雨や台風の情報が出たとき

    言葉の意味を知っておくと、情報の重さを読み取りやすくなります。備えは気象庁などの公式情報を確認してください。

  • 行事や工事、イベントの連絡文を書くとき

    「明け方」「夕方」といった時間帯の言葉や雨の表現を、正しく使えます。

  • 夏の暑さが話題になるとき

    猛暑日・真夏日・熱帯夜がどう違うのか、区切りをはっきりさせたいときに。

  • 授業や社内の勉強会で気象を扱うとき

    原文の定義と、やさしい言い換えを分けて読めるので、説明に使えます。

知っておくと何がうれしいか

  • 予報を言葉どおりに受け取れます。数字で決まっている言葉と、そうでない言葉を区別できます。
  • 周りの人に正しく伝えられます。自分の感覚ではなく、気象庁の定義にもとづいて話せます。
  • 言葉の言い換えの危うさに気づけます。やさしい言い換えは、原文の定義とは別のものとして分けて読めます。

上のツールに、気温や1時間の雨量などの数字を入れて、どの言葉に当てはまるか試してみてください。

このページの出典

出典:気象庁「予報用語」(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/mokuji.html)を加工して作成。

原文(予報用語は2026年6月現在の版)を2026年10月16日に取得して確認しました。気象庁ホームページのコンテンツは公共データ利用規約(第1.0版)に従って利用しています。原文の文は言い換えず、「やさしく言うと」の欄だけを totonoe.tech が書いています。予報用語は改訂されることがあります。実際の予報・警報・避難の判断には、気象庁の最新の発表を確認してください。

🔒 入力欄の値はこの端末の中だけで計算し、送信しません。

このツールについて

猛暑日・大雨・線状降水帯・明け方・降水確率・台風の大きさと強さ。天気予報やニュースで出会う気象の言葉40語を、気象庁「予報用語」の原文のままに載せ、「やさしく言うと」と分けて整理します。数字を入れると、当てはまる言葉も調べられます。入力はこの端末の中だけで計算します。

猛暑日は日最高気温35度以上、強い雨は1時間20mm以上30mm未満。気象庁「予報用語」の気象の言葉40語を、原文のまま載せ、やさしい言い換えと比べる表を分けて添えます。数字を入れると当てはまる言葉も調べられます。

主な機能

  • 気象庁「予報用語」(2026年6月現在)の40語を、原文を言い換えずに掲載
  • 猛暑日・真夏日・熱帯夜、雨の強さ、台風の階級、時間の言葉などの比べる表
  • 1時間雨量・気温・台風の風速と半径から、当てはまる言葉を調べる(ブラウザ内の計算)
  • 予報用語/解説用語の区分の印と、言葉ごとの出典(気象庁)
  • 送信ゼロ・ブラウザ内完結

よくある質問

Q. 猛暑日は何度から?

A. 気象庁「予報用語」では、日最高気温が35度以上の日を猛暑日といいます。夏日は25度以上、真夏日は30度以上、酷暑日は40度以上で、どれも1日の最高気温で決まります。熱帯夜だけは、夜間の最低気温が25度以上のことで、測る気温が違います。

Q. 強い雨・激しい雨は1時間に何ミリ?

A. やや強い雨は1時間に10mm以上20mm未満、強い雨は20mm以上30mm未満、激しい雨は30mm以上50mm未満、非常に激しい雨は50mm以上80mm未満、猛烈な雨は80mm以上です。弱い雨は3mm未満です。なお「大雨」は、ミリ数ではなく「災害が発生するおそれのある雨」と説明されています。

Q. 局地的大雨・集中豪雨・線状降水帯はどう違う?

A. 原文の説明では、局地的大雨は数十分の短時間に狭い範囲で数十mm程度、集中豪雨は同じような場所で数時間にわたり100mmから数百mm、線状降水帯は積乱雲が列をなして数時間ほぼ同じ場所を通過または停滞してできる、長さ50〜300km程度・幅20〜50km程度の雨域です。降る時間と広がりが違います。

Q. 降水確率30%はどういう意味?

A. 予報の対象の地域で、決まった時間のあいだに1mm以上の雨または雪が降る確率の平均値です。「30%という予報が100回出たとき、およそ30回は1mm以上の降水がある」という意味で、降る雨の量や時間の長さを表す数字ではありません。

Q. 「大型で強い台風」の大型と強いは何で決まる?

A. 大きさは、風速15m/s以上の風が吹いている範囲(強風域)の半径で、500km以上800km未満が大型、800km以上が超大型です。強さは最大風速で、33m/s以上が強い、44m/s以上が非常に強い、54m/s以上が猛烈な、です。500km未満や33m/s未満のときは、その言葉を付けません。

入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。

続けて整える

データの時点:2026年6月現在(2026年10月16日に取得)(気象庁 予報用語)

データの更新予定の一覧

運営サイト

私たちが運営するサイト