1994年 ・ スクリプト・マルチ・その他
Luaの歴史
ブラジルの研究室で、データ入力用の言語 DEL と記述言語 Sol を一つにする形で生まれた、組み込み向けのスクリプト言語。連想配列(テーブル)を中心にした小さな言語で、のちに匿名関数、字句スコープ、コルーチンを備えた。
- 年(初めて公開された年)
- 1994年
- 作った人
- Roberto Ierusalimschy、Luiz Henrique de Figueiredo、Waldemar Celes
- 組織
- Tecgraf、PUC-Rio(ブラジル)
- 系統
- スクリプト・マルチ・その他
年の決め方 1993年に Tecgraf(PUC-Rio)で社内向け言語として誕生。公開された最初の版は1994年7月の Lua 1.1(1.0 は非公開)。
Luaの祖先と子孫
影響元をたどれる言語10、影響先をたどれる言語0を描きました。点を押すとその言語のページに移ります。
全体の図は一覧の系統図にあります。
目指したこと
軽くて汎用の言語を、設定記述から手続き型まで使える形で小さく保つこと。
“We released a new version of Lua, with those optimizations, in July 1994”
年の根拠の出典: Ierusalimschy, de Figueiredo, Celes, The evolution of an extension language: a history of Lua (2001)
“we wanted just a light generic language”
目指したことの根拠の出典: Ierusalimschy, de Figueiredo, Celes, The evolution of an extension language: a history of Lua (2001)
影響を受けた言語
出典が明言した線だけです。「受け継いだ点」は出典の記述を要約したものです。
-
Scheme ・ 1975年
受け継いだ点: 匿名関数・字句スコープなどの意味づけ
影響を受けた側の資料が述べています ・ 出典: Ierusalimschy, de Figueiredo, Celes, The Evolution of Lua (HOPL III)
-
C++ ・ 1985年
受け継いだ点: 必要な場所で局所変数を宣言できること
影響を受けた側の資料が述べています ・ 出典: Ierusalimschy, de Figueiredo, Celes, The evolution of an extension language: a history of Lua (2001)
一覧にない言語からの影響(名前だけ): Modula・CLU・SNOBOL・Awk・Self・DEL・Sol
影響を与えた言語
この一覧の中で、確かめられた影響先はありません(影響を与えなかったという意味ではありません)。
あわせて見る
- Lua を整える(練習場) ブラウザの中で動かせます。
- プログラミング言語の比較 C・JavaScript・Java・Python を同じものさしで。
- 冗談と実験の枝:難解プログラミング言語