1965年 ・ オブジェクト指向・命令型
Simulaの歴史
離散事象のシミュレーションを記述するため、ALGOL 60 を拡張して作られた。Simula 67 ではクラスとサブクラス(接頭辞による継承)が導入され、オブジェクト指向の出発点とされる。
- 年(初めて公開された年)
- 1965年
- 作った人
- Ole-Johan Dahl、Kristen Nygaard
- 組織
- Norwegian Computing Center
- 系統
- オブジェクト指向・命令型
年の決め方 1965年1月 Norwegian Computing Center が UNIVAC 1107 用の SIMULA I 処理系を完成。言語の記述は1964年の資料があるが本体は未確認。Simula 67(クラス)は1967年
Simulaの祖先と子孫
影響元をたどれる言語1、影響先をたどれる言語18を描きました。点を押すとその言語のページに移ります。
全体の図は一覧の系統図にあります。
目指したこと
シミュレーションの対象をそのままプログラム中のオブジェクトとして記述できるようにし、ALGOL 60 の安全性を保つことを目指した。
“had completed the SIMULA I”
年の根拠の出典: Nygaard & Dahl, The Development of the SIMULA Languages (HOPL 1978) (転載版で内容を確認)
“provide programming "security" to the same extent as ALOGL 60 itself”
目指したことの根拠の出典: Nygaard & Dahl, The Development of the SIMULA Languages (HOPL 1978) (転載版で内容を確認)
影響を受けた言語
出典が明言した線だけです。「受け継いだ点」は出典の記述を要約したものです。
-
ALGOL 60 ・ 1960年
受け継いだ点: ALGOL 60 を拡張して作成・ブロック構造と安全性
影響を受けた側の資料が述べています ・ 出典: Nygaard & Dahl, The Development of the SIMULA Languages (転載版で内容を確認)
一覧にない言語からの影響(名前だけ): SIMSCRIPT・CSL・Hoare のレコードクラス
影響を与えた言語
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Smalltalk ・ 1972年
受け継がれた点: オブジェクト(インスタンス)という考え方。Kay は Simula の記憶割り当てから Sketchpad 的な構造を見抜いた
影響を受けた側の資料が述べています ・ 出典: Kay, The Early History of Smalltalk (転載版で内容を確認)
-
C++ ・ 1985年
受け継がれた点: クラス(プログラム構成の仕組み)
影響を受けた側の資料が述べています ・ 出典: Bjarne Stroustrup, A History of C++: 1979-1991 (HOPL II)
関わる思想のテーマ
あわせて見る
- プログラミング言語の比較 C・JavaScript・Java・Python を同じものさしで。
- 冗談と実験の枝:難解プログラミング言語
出典
- Nygaard & Dahl, The Development of the SIMULA Languages (HOPL 1978) (転載版で内容を確認)
- Nygaard & Dahl, The Development of the SIMULA Languages (転載版で内容を確認)
- Kay, The Early History of Smalltalk (転載版で内容を確認)
- Bjarne Stroustrup, A History of C++: 1979-1991 (HOPL II)
影響の線の引き方は一覧の注記に書いています。