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教養・歴史を整える

初級

日本酒のラベルを整える。

= 精米歩合などを入れると、名乗れる日本酒の種類がわかる

日本酒のラベルが初めての方は、先に そもそも日本酒のラベルとは・どんな場面で出会うか をどうぞ。

先に結論

日本酒の種類(純米・吟醸・本醸造など8種類)は、お米を削った割合(精米歩合)と醸造アルコールを足したかで決まります。

ほかに、こうじ米の使用割合が15%以上であること、吟醸酒は吟醸造りであることなどの条件があります(国税庁「清酒の製法品質表示基準」)。この名称をラベルに書くかどうかは、造り手が決めます。

精米歩合などから、名乗れる種類を調べる

数字と条件を入れると、告示の条件に当てはまる特定名称を出します。ここで出るのは「名乗れる名称の候補」です。どれを名乗るかは造り手が決めます。

条件を入れる 入力するそばから計算(会社のPCでも、入力は外に出ません)

精米歩合を入れると、ここに結果が出ます。

判定は国税庁告示第8号「清酒の製法品質表示基準」と、国税庁の法令解釈通達の条件を、そのまま計算にしたものです。香味や色沢が良好かどうか、使った白米の格付けなど、数字では確かめられない条件は、結果の下に「ほかに必要なこと」として出します。

そもそも日本酒のラベルとは

ラベルは、その一本の「造りの説明書き」。言葉の意味が分かれば読み取れる。

日本酒のラベルには、種類の名前(純米、吟醸など)・精米歩合・日本酒度・火入れの有無といった言葉が並んでいます。これらは、どんな米をどのくらい削り、どう造り、どう保存したかを伝える情報です。

身近なたとえにすると、食品の成分表示のようなものです。ただし、種類の名前は法令の基準に従って名乗るものが中心である一方、「ひやおろし」のように蔵や業界の習わしで使われる言葉もあります。どこで決まった言葉かを区別すると、ラベルを正確に読めます。

どこで・どんな場面で出会うか

  • ラベルの種類名を読むとき

    「純米大吟醸」や「本醸造」といった名前から、精米歩合や醸造アルコールの有無が分かります。

  • 贈り物を選ぶとき

    贈る相手や場面に合わせて、ラベルの言葉が何を表すかを確かめる場面です。意味が分かれば説明もできます。

  • 酒販店や飲食店で表示を見るとき

    「生酒」「ひやおろし」などの言葉が書かれています。何を意味するか分かると、保存や取り扱いの注意点も理解できます。

  • 旅行先で蔵を見学するとき

    説明の中に精米歩合や火入れの話が出てきます。ラベルと照らして聞くと、話が分かりやすくなります。

  • 料理本やお店のメニューを読むとき

    「燗」「冷や」といった温度の呼び名が出てきます。それぞれ何度くらいを指すかを知る場面です。

知っておくと何がうれしいか

  • 言葉の意味を取り違えにくい。たとえば精米歩合の数字は、味の優劣ではなく造りの違いを示します。
  • 法令と習わしを区別できる。どの言葉が基準で決まり、どれが一般的な呼び名かが分かります。
  • ラベルの情報を自分で整理できる。種類や数字から、名乗れる名称の見当をつけられます。

上のツールに精米歩合などを入れて、ラベルの種類名がどんな条件で決まるのか確かめてみてください。

特定名称の8種類(精米歩合 × 醸造アルコール)

国税庁の「概要」の表を、精米歩合と醸造アルコールの有無で並べ直したものです。名前をクリックすると、その言葉のページに移動します。

精米歩合 米・米こうじのみ醸造アルコールを使わない 米・米こうじ+醸造アルコール白米の重量の10%以下
50%以下 純米大吟醸酒 大吟醸酒
60%以下 純米吟醸酒 吟醸酒
60%以下、または特別な製造方法(要説明表示) 特別純米酒 特別本醸造酒
70%以下 — 本醸造酒
定めなし 純米酒 —

吟醸酒・大吟醸酒(純米吟醸酒・純米大吟醸酒を含む)は吟醸造りであること、すべてこうじ米の使用割合が15%以上であることが条件です。数字が小さいことは、味や品質の上下を表すものではありません。造りの違いを分ける線です。 精米歩合はこちら、特定名称以外の清酒は普通酒を見てください。

言葉ごとの「どこで決まった言葉か」の印

日本酒の言葉には、法令で決まっているものと、業界団体の説明にもとづくものがあります。各ページに印を付けています。

種類(特定名称)

純米・吟醸・本醸造などの名称は、原料と精米歩合などの条件で決まります。

名前(清酒・日本酒)

「清酒」と「日本酒」は、どちらも決まりのある言葉です。

火入れ(加熱)

加熱の有無と回数で呼び名が分かれます。

温度

冷たいほうから温かいほうまで、温度に呼び名があります。

数字

ラベルや説明書きに出てくる数字の意味です。

このページの出典

原文を2026年10月10日に取得して確認しました。法令・告示は改正されることがあります。実際の表示や取引の判断には、原文と所管(国税庁)の案内を確認してください。言葉の評価(良い・悪い)は書いていません。

🔒 入力欄の値はこの端末の中だけで計算し、送信しません。

20歳未満の方の飲酒は、法律で禁じられています。

このツールについて

純米・吟醸・本醸造・火入れ・ひやおろし・燗の温度・日本酒度。ラベルや店で出会う日本酒の言葉21語を、「どこで決まった言葉か」の印と出典つきで整理します。精米歩合などを入れると、名乗れる種類も調べられます。入力はこの端末の中だけで計算します。

純米・吟醸・本醸造など8種類は、精米歩合と醸造アルコールの有無で決まります。精米歩合などを入れて名乗れる種類を調べ、清酒・日本酒・火入れ・ひやおろし・燗の温度・日本酒度まで、出どころの印と出典つきで読めます。

主な機能

  • 精米歩合・醸造アルコール・こうじ米・吟醸造りの条件から、名乗れる特定名称を判定(ブラウザ内の計算)
  • 純米・吟醸・本醸造の8種類を、精米歩合×醸造アルコールの表で比較
  • 清酒・日本酒・火入れ・ひやおろし・燗の温度・日本酒度など21語の解説ページ
  • 各語に「法令/業界/一般」の出どころの印と、一次資料の出典(国税庁・e-Gov・日本酒造組合中央会)
  • 送信ゼロ・ブラウザ内完結

よくある質問

Q. 純米酒と本醸造酒の違いは何ですか?

A. 醸造アルコールを使うかどうかです。純米酒は白米・米こうじ・水だけで造った清酒で、本醸造酒は精米歩合70%以下の白米・米こうじ・水に醸造アルコール(白米の重量の10%以下)を加えて造った清酒です。純米酒には精米歩合の定めがありません(平成16年1月1日の改正で「70%以下」が外れました)。出典は国税庁告示第8号「清酒の製法品質表示基準」です。

Q. 吟醸酒と大吟醸酒の違いは何ですか?

A. 精米歩合の線が違います。吟醸酒は精米歩合60%以下、大吟醸酒は50%以下で、どちらも吟醸造りをし、固有の香味及び色沢が良好(大吟醸酒は特に良好)なものです。醸造アルコールを使わず米・米こうじ・水だけで造ったものは「純米」を付けて、純米吟醸酒・純米大吟醸酒と表示できます。

Q. 「清酒」と「日本酒」は同じ意味ですか?

A. 同じではありません。「清酒」は酒税法第3条第7号が定める酒類で、海外産の米や海外での製造も含めて広く言う言葉です。「日本酒」は、原料の米と米こうじに国内産米のみを使い、日本国内で製造した清酒に限って使える、地理的表示(平成27年12月25日指定)です。

Q. ひやおろしと生詰めの違いは何ですか?

A. どちらも、火入れして貯蔵し、出荷のときには火入れをしない形です。日本酒造組合中央会の説明では、生詰め酒は火入れの順番を指す言葉、ひやおろしは夏を越して秋に出荷する酒を指す言葉です。何月からという決まりは、法令や告示にはありません。

Q. 精米歩合60%とは、何%削ったことですか?

A. 40%です。精米歩合は玄米に対する白米の重量の割合なので、60%は玄米の表層部を40%削り取ったことになります。数字は削った割合を表すもので、味や品質の上下を表すものではありません。特定名称の条件では、50%以下・60%以下・70%以下が線になっています。

入力値はURLの「#」以降に入るためサーバーには送信されません。リンクを開くと同じ状態を復元します。

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データの時点:2026年10月10日に原文を確認(国税庁 清酒の製法品質表示基準(令和4年改正まで反映))

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